今回は都合により2日目のみですが、つくばで開催中のRuby会議2010に行ってきました。セッションで印象に残ったことをいくつか記録しておきます。 Jake Scruggs氏「The Necessity and Implementation of Speedy Tests」 ソフトウェアの品質測定ツールmetric_fuの開発メンバーであるScruggs氏によるセッション。実行に時間のかかるテストコードの問題と解決策について。まず時間のかかるテストは「モラルを蝕む」「失敗に対して口論になる」「テストを憎むようになる」といった問題があると指摘していました。たしかに「時間がかかる」→「面倒になって実行しない」→「バグを生む」というような流れはありがちですね。テストが遅いということは潜在的な問題であるということです。Scruggs氏はここで、テストを変更せずに実行時間を短縮する方法をいくつか紹介し