バージョン2.1で13サービスを定義 Parlay X Web Servicesの現在の最新バージョンは2.1であり,共通部分のメッセージ・フォーマットなどの仕様を定めるCommonを除くと,13種類のサービスが定義されている(表1)。パーレイ・グループでは既に2.2と3.0の仕様の検討段階にある。2.2は2.1の一部を更新する見込みで,3.0では6サービスが追加される予定だ。 表1●Parlay X Web Services(2007年4月現在) バージョンは2.1,2.2,3.0の三つがある。網掛けは本文で説明しているもの。 [画像のクリックで拡大表示] Parlay Xは,インタフェースを定義しているだけであり,その実装は提供ベンダーに委ねられている。複雑な通信技術にかかわる部分はサービス実装の中に隠蔽されるため,ユーザーには平易なAPIの利用に関する知識だけが要求される。 このよう