岡田斗志夫氏と内田樹氏の「評価と贈与の経済学」という本のなかの対話にて、お金を回していくってことはどういうことか、と言うことで以下のように述べていました。 「あっちからパスが来たら、次の人にパスする、そうするとまた次のパスが来る。そういうふうに流れているんですよ。パス出さないで持っていると、次のパスが来ない。来たらすぐにワンタッチでパスを出すようなプレイヤーのところに選択的にパスが集まる。そういうものなんですよ。」 ビジネスにおいても。情報を、パっと回してあげることが大事で、情報をストックさせているだけでなくしっかりフローさせるってことがとても重要です。 もったいぶって足元に留めておいても得点は入らない。なるべく早く、なるべく必要なひとにパっと届けてあげなければならない。すると、あの人にパスをするとボールがよく通るってことで、そういうところには自然によくパスが集まってくる。スペインサッカー