辛口信仰をやめましょうだなんて記事が上がっていたので、飲食店を経営してきた中でお客様の好みを聞き出すのにどんな言葉を使ってきたかを教える。 つまり、それに習って好みを言えば目当てのお酒に出会いやすいということ。 香りと味を分けて考える味覚というものは曖昧なもので、嗅覚との境界がとてもいい加減です。 例えば甘口が好きだと伝えたいとき、香りが甘いのか味が甘いのかは別です。 花のような香り、樽の香り、スモーキーな香り、ベリーの香りなど、香りの好みや強弱をしっかりと伝えましょう。 味の対比を考える味覚を簡単に並べると、甘味、塩味、酸味、苦味、辛味などがあります。 そして、世の中で高く評価されているお酒は、例外なくこれらどれかだけが強いのではなく、それぞれのバランスが優れているお酒です。 例えば辛口に話を戻すと、南国カレーのように甘いのに辛いは両立しえるので、ただ辛口とだけ言われるとバランスの優れた
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