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  • ふじぼうの迂回 |第21期 竜王戦 【梅田望夫観戦記】 巴里

    第1局はパリで行われ、羽生挑戦者が92手で渡辺竜王を下した。 ・(1) 正しいことが正しく行われている街で ・(2) 人間が人間と戦う将棋の面白さ ■渡辺竜王は将棋世界06年11月号で『放っておいても、自然にやっていれば、25歳くらいでトッププロになると思っていたんです、15歳のときは。でも3年目に佐藤(康光)さんと指して、「放っておいたらまずい」と思った。ちょっと模様がいい将棋だったんですが、勝ちきれなかった。あとから見るときわどい将棋であるんですけど、完全に読み負けている。佐藤さんと指して危機感を持ったのは大きかったと思います。』と語っている。■ ・(3) F1と装甲車 ■「野球術」というがある。熱狂的野球ファンで政治評論家のジョージ・ウィルが、四人の野球知性に密着取材して現代野球の神髄を解き明かした不朽の名著である。その中にこんな言葉がある。『ほんとうの野球ファン、すなわち深い知識

  • ふじぼうの迂回 |羽生、棋聖を奪取。そして梅田望夫。

    「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。でも高速道路を走りぬけた先では大渋滞が起きています。」 梅田氏『ウェブ進化論』の第6章は、この羽生の「高速道路論」についての考察である。 そして氏は【ウェブ立志篇】で、さらにこう語っている。 ■ 私は、羽生が発したこの「高速道路論」の意味を考えながら『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』を著したのだが、羽生は今、さらにその先を疾走し、たとえば何気なくこんなことをつぶやくのだ。 「いまは知識の雪だるまを作ってるような段階です。どんどん蓄積して、どんどん分析することで、雪だるまが急激に大きくなっている。転がり続けていますから。でもその雪だるまって、どこまで育つかまだ分からないんですよ。そのデータベースがかなりの量を網羅していったときに、ひょっとすると相乗的な効果が生まれてくるか

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