2008年9月27日のブックマーク (3件)

  • あなたとは違うんです - Everything You’ve Ever Dreamed

    「あなたとは違うんです」とは中華料理屋の壁のちょっと高いところに置かれたナショナル製14型テレビから飛び出してきたメガネをかけたちょっと偉そうなハゲの言葉で、僕はカウンター席で醤油ラーメンをズズッズーとすすりながらそれを聞いて「うわっ人間くせえオッサンだなあ」という感想しか出てこなかったのだけれど、後ろのテーブルでさっきまでパチンコ大負け選手権をしていたオッサンたちが一斉にハゲを罵りだしたのはなんだか可笑しかった。政治家としては、昔の全日プロレスに喩えると打ち合わせにない投げっ放しジャーマンを喰らわせるようなもので、おいおい昨日のマットと違うことされても困るんだけど、聞いてないよって感じでお世辞にもほめられたものではないけれど、オッサンたちがパチンコでウン万円負けたこととはまったく別の次元の話だ。「最近パチンコでねーウゲッ」「今月いくらつぎこんでると思うんだーオエー」「馬もこねーウェ」オ

    あなたとは違うんです - Everything You’ve Ever Dreamed
  • グレイトフルデイズデッド - Everything You’ve Ever Dreamed

    土曜の朝。テレビは「皇室アルバム」。僕は1000mlパック牛乳に口を直接付けて飲む。牛乳が僕の喉をごろごろと鳴らして身体の一部になっていく。小学生のときに「牛乳は飲むんじゃなくて噛むんだ」と先生に言われたのが習慣になっている。もぐもぐもぐもぐもぐ。もぐもぐ噛みながら僕は朝を観察する。静かだ。近隣のオッサンどもの奏でるオエーッ協奏曲も今朝はない。朝日が差し込む机の上。過去に読まれていない雑誌、未来に読む可能性のない雑誌の山。雑誌を捨てられるのは月に二回。第一・第三火曜日。この連休が明ける前に捨てられるようにしておかねばならない。牛乳をもぐもぐと噛み終えた僕は雑誌をまとめて適当な大きさの塊にしてビニル紐で縛っていった。写真雑誌が一冊こぼれ落ち、けばけばしいゴシップが床のうえで派手に踊り僕はとても悲しい気持ちになる。二世タレントのスクープ。不倫。僕はこういう記事が嫌いだ。大きなオッパイをした奥さ

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  • ケータイ小説的日記「ボクオッパイ」 - Everything You’ve Ever Dreamed

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    ケータイ小説的日記「ボクオッパイ」 - Everything You’ve Ever Dreamed