2006年4月20日、東京現代美術館で開催された「カルティエ現代美術財団(Foundation Cartier)コレクション展」に出展された米国のアーティスト、トニー・アウスラー(Tony Oursler)の作品「ミラーメイズ(死んだ目が生きている)Mirror Maze(Dead Eyes Live)」。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【12月31日 AFP】宇宙は、いや、「私たちの宇宙」は、いくつも無限に平行して存在するたくさんの宇宙の中の単なる一つに過ぎないのか? 今月米国で封切られたフィリップ・プルマン(Philip Pullman)原作のSFファンタジー映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤(HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS)』がヒットしている。映画の舞台は「平行宇宙(パラレルワールド)」に存在する英国オックスフォード(O
ああ・・・いつかこういう日が来ると思ってた。というか正確に言うと、来るとは思ってなかったんだけど、その日が来たら急にそう思えた。まあまあ平凡に暮らしてきた。仕事も大変だったりしたけど、今現在、健康に暮らしているという事はさして大きな不幸があったわけでもなく、死ぬほど苦労したわけでもなく、今まで大変だと思ってた事なんかは、全て些細な事だった訳だ。大きな失敗もたくさんあったけど、今は笑って思い出せるという事は些細な事でしかない訳だ。勉強も仕事も遊びもたくさんやってきた。けれども何か漠然とした不安があった。全ての事について、頭打ち感がある。伸びない。 何をやっても、もう伸びない。ガキの頃は、あー俺って成長してる!という実感があった。もちろん、勘違いを十分に含んでいたのは間違いない。だけど今は限界を感じる。遊びだって、なんかもう退屈。まあまあ楽しめるけど、そんなに楽しくない。虚無。なんか能力が伸び
河出書房新社 2007年4月 本書を読んでみる気になったのは、赤木智弘氏の「若者を見殺しにする国」を読んで今ひとつすっきりしない点が残ったためである。赤木氏の議論では、絶対的な貧困と相対的な貧困が充分に区別されていないように思えた。絶対的な貧困とは「飢えて生きていけない」ということであり、相対的な貧困とは「尊厳がなくみじめである」ということである。 赤木氏は「いまでこそフリーターは、私のように親元で生活できている人も多く、生死の問題とまで考えられていないのですが、親が働けなくなったり死んだりすれば、確実に生死の問題となります。それまでの生活水準を維持できないのは当然として、フリーターの給料では自分ひとりですら生きていけるかが怪しく、ホームレスになるか自殺するかの二者択一になる可能性が高いのです。すくなくとも家が資産家でもなんでもない私は、その二択を迫られるでしょう。/ ちなみに私は、どうせ
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