スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネスが描いたイエス・キリストの肖像画「Ecce Homo(この人を見よ)」の「修復」後の作品を撮影する女性(2012年8月28日撮影)。(c)AFP/CESAR MANSO 【8月29日 AFP】80代女性の善意の修復により、オリジナルと似ても似つかない絵画になってしまった「Ecce Homo(この人を見よ)」(1910年作)をひと目見ようと、スペイン北東部ボルハ(Borja)の教会に連日大勢の人々が詰めかけている。 肖像画は、スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネス(Elias Garcia Martinez)が教会の柱に直接描いたもの。本来、いばらの冠をかぶせられたイエス・キリストの姿を描いたものだったが、「修復」後は顔色の悪いサルのようで、目鼻立ちはバランスが悪く、頭を毛皮が覆っているように見えるありさまだ。一部メディアはこれを史上最悪