【アレッポ(シリア)AFP=時事】停戦合意が事実上崩壊したシリアの北部アレッポ。 市東部に位置する反政府勢力の支配地域では、政府軍やロシア軍による激しい空爆が再開された。病院への物資供給は止まり、次々と運び込まれる負傷者の手当てもままならない。医療関係者の間には絶望感が広がっている。 「命を救うため、多数の(負傷者の手足の)切断を行った。他に方法がないんだ」。現地で稼働する数少ない病院の医師アフメドさんは、限られた治療しかできない悔しさを打ち明けた。 24日朝だけで60人が運び込まれたが、輸血用血液や点滴も底を突き、「多くの負傷者が目の前で亡くなった」という。アフメドさんの周囲では、けがをした大人や子供が床に横たわっていた。 政府軍に包囲された東部地域の住民は推定25万人。これに対し稼働中の病院は3~4カ所にとどまり、担ぎ込まれる何百人もの負傷者に到底対応できない状況だ。 病院の
最近、よく耳にする制度で「地域おこし協力隊」というのを耳にしたことがあるだろう。 総務庁の施策ではじまったこの制度、田舎暮らしを体験でき、しかも月額17万ほどの月給ももらえるオイシイ制度だ。この制度の甘い水にまんまとはまってしまった人々の声を聞いてほしい。 ◆朽ち果てた家、それなにのに寮費8000円 「もちろん僕だって夢を持って移住してきたんですよ」と語るのは埼玉から九州の某県に地域おこし協力隊としてやってきた男性Aさんだ。 都会での暮らしに疲れ地方移住を希望する人々には制度はとても魅力的に見えたという。ところが……。 「まず『早く来てくれ』というので引っ越し代の高さを気にせず、一番ハイシーズンの4月に50万円近くかけて家財ごと九州に上陸しました。けれど行ってみたら家がなかったんです」 Aさんは独身だが長い一人暮らしの間に家財が増え、2DK分の荷物があった。にも関わらず、受け入
1960年代以前に開発された古い種類の睡眠薬を過剰服用すると、それ以後の新しい種類に比べて合併症の誤嚥(ごえん)性肺炎を発症する割合が約4倍高くなるとの調査結果を、医療経済研究機構(東京都)などのチームがまとめた。 古い種類の睡眠薬は精神科外来患者ら約10万人が服用していると推定され、調査した奥村泰之・同機構主任研究員(臨床疫学)は「処方や長期使用を制限するなどの対策が必要だ」と指摘する。 チームは、2006年9月~13年6月に、自殺未遂などで東京医科歯科大救命救急センターに搬送された人のうち抗不安薬や睡眠薬の服用が原因と特定できた581人を対象に調べた。 その結果、古い種類の睡眠薬を過剰に服用していた人は新しい種類の薬だった人に比べて誤嚥性肺炎の発症率が3・83倍と高かった。合併症などで集中治療室に4日以上入院する割合も2・97倍となった。中枢神経系への作用が強いため、吐いたものが
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