少女に取りついた悪魔に神父が挑む映画「エクソシスト」(1973年、米国)。少女が奇妙な形相をしたり、体をベッドから浮かせたり、ブリッジのように身体をそらせたまま階段を下りたりするシーンが話題になった。関東地方に住む綾子さん(仮名、26)は5年前、米国留学中に映画の少女のような状態に陥った。医学界で「以前なら悪魔に取りつかれたとして祈とう師が扱っていた」と指摘されるこの病は「抗NMDA(エヌ・エム・ディー・エー)受容体脳炎」。綾子さんも入院中、ベッド上を跳びはねるなど不可解な動きが続いたが、5年越しの闘病の末、今では自転車に乗れるほどに回復した。綾子さんの家族は闘病の様子を撮影した動画を提供し「映像を見てもらうことで病気への理解が深まれば」と話した。 【動画】「エクソシスト」さながら 全身硬直し不随意運動 抗NMDA受容体脳炎は今でこそ「治る病気」だが、2007年に病名がつく以前は、ホラー
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