ひきこもりの人の自立支援をうたう業者に、実態のない活動名目で多額の契約料を支払わされるなどの被害が各地で相次いでいる。関東在住の20代女性と母親は4月、家族間のトラブルを相談した東京都内の業者を相手取り、慰謝料など約1700万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
「これでいいじゃないか」――。日本国憲法起草のもとになった連合国軍総司令部(GHQ)草案の受け入れをめぐり、1946年2月22日に昭和天皇が幣原(しではら)喜重郎首相(当時)と面談した際の天皇の発言を示すメモが、憲法学者の故宮沢俊義・東大教授のノートに記されていたことがわかった。「安心して、これで行くことに腹をきめた」という幣原氏の心情も記載されている。 ノートには、46年9月ごろ、宮沢氏ら貴族院特別委員会のメンバーが幣原氏から首相官邸に呼ばれ、「内話を聞かされた」なかでの、幣原氏と昭和天皇のやりとりが備忘録的に記されていた。高見勝利・上智大名誉教授(憲法)がメモの記述を見つけた。ノートの原本は立教大学図書館に所蔵されている。 幣原氏と面談した際の昭和天皇の発言に関しては、GHQ作成の資料に、天皇自身が徹底的な改革を望み、草案を「全面的に支持する」と述べたとの記載があり、様々な文献にも引用
安田純平さん(43)を覚えているだろうか。2015年、シリアで行方不明となり、反政府勢力「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」に拘束されたとみられるジャーナリストだ。最近、政府が救出に動いているといった報道を聞かない。このまま解決しない日々を重ねていくのか。【藤原章生】 表は邦人が海外で誘拐または拘束された過去40年の主な事件だ。北朝鮮による拉致を除くと計30件に上る。「解放率」を年代で見ると、1980年代は67%。90年代に90%に上がり00年代は再び67%に落ち、10年以降、ひどい結果が続いている。拘束期間を見ると、安田さんの件を除いた29件の平均は3カ月。最長は、小泉純一郎政権下で起きた、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」による矢崎総業現地副社長の誘拐事件で、2年9カ月にわたる身代金交渉の末、被害者は戦闘に巻き込まれ殺されている。 安田さんの場合、発生から1年10カ月が過ぎ、歴代2位の長さだ
■ひきこもりは決してカネでは解決しない どうやらまた、ひきこもり解決のために悪質な業者が現れており、それに保護者たちが騙され多額の金額が騙し取られているようだ(「ひきこもり支援」被害相次ぐ 無理やり連れ出し、業者を提訴)。 過去にも同種の詐欺事件はいくつもあり、そのたびにメディアは騒ぎ我々専門家は警鐘を鳴らすのであるが、一向に被害はなくならない。 その原因は、ひきこもりの子どもをもつ保護者(親)が、ひきこもり問題をカネで解決しようとするからだ。 カネではひきこもりは決して解決しない。たとえばNPOに子どもを預け毎月数万円の月謝を払いひきこもりが解決し一見カネ中心の解決に見えたとしても、その解決の原因はまずは「親」である。 僕は当欄では、哲学的なことを書き文化中心の変な記事を書き、時に貧困支援について書いているかもしれないが、僕のメインの仕事はひきこもり支援であり不登校支援である。 だから、
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