「社会的ひきこもり」という言葉が誕生してから20年近くたつ。社会から姿を隠している彼らの実態は、いまだによく知られていない。ひきこもりの当事者とその家族の相談を長年行っている精神科医がその実態と現状について語った。 【画像入り記事はコチラ】 関口 宏 SEKIGUCHI Hiroshi 1957年、横浜市生まれ。精神科医。佐賀医科大学卒業。「文庫こころのクリニック」院長。近著『ひきこもりと不登校―心の井戸を掘る時―』(講談社+α新書) いま日本において、多くの若者たちが、この社会から続々とコンセントを抜き始めている。 社会とのつながりを持たない彼らは「社会的ひきこもり(以下、ひきこもり)」と呼ばれている。しかしその実態は、まだまだ一般的に知られていない。ひきこもりは1000人いたら1000人とも、ひきこもり方、背景や経緯もそれぞれ異なり、千差万別だ。一体ひきこもりとはどのような者たちなのか
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