日米原子力協定の前文には、日本とアメリカの間の原子力ビジネスの「基礎」とも言える重要な内容が書かれている。 しっかり読むことで、日本の原発が今後どうなるのかを理解することができる。 日米原子力協定 前文『原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定 昭和63年7月2日号外 条約第5号 日本国政府及びアメリカ合衆国政府は、 1968年2月26日に署名された原子力の非軍事的利用に関する協定のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定(その改正を含む。)(以下「旧協定」という。)の下での原子力の平和的利用における両国間の緊密な協力を考慮し、 平和的目的のための原子力の研究、開発及び利用の重要性を確認し、 両国政府の関係国家計画を十分に尊重しつつこの分野における協力を継続させ、かつ、拡大させることを希望し、 両国政府の原子力計画の長期性の要請を勘案した予見