宇田川廣美 東京警察病院看護専門学校卒業後、臨床看護、フリーナース、看護系人材紹介所勤務を経て、フリーライターに。医療・看護系雑誌を中心に執筆活動を行う。現在の関心事は、介護職の専門性と看護と介護の連携について。「看護と介護の強い連携で、日本の医療も社会も、きっと、ずっと良くなる!」と思っている。 障害者雇用率の上昇 6月の気になったニュースを振り返ってみると、精神科関連のニュースが目に留まりました。 「精神障害者雇用義務化」「精神科への入院、原則1年以内」「精神科へ強制入院、家族同意不要に」、などです。 うつ病をはじめとした精神疾患患者数は年々増加し、平成11年では約188万6千人だったものが、平成20年には約281万1千人となっています。それだけ身近でも起こりうる疾患なのです。いまは健康に暮らしていても、予期せず心のバランスを崩したり、超高齢社会を生きる途中で認知症になったりして障害者
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