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ブックマーク / web.sfc.keio.ac.jp/~oguma (2)

  • 小熊英二さん『<民主>と<愛国>』を語る(上)

    ――小熊英二さん『〈民主〉と〈愛国〉』を語る(上) 『七人の侍』をみて、「これが戦後思想だな」と思った ■「つくる会」に対抗したかった ――小熊さんにこれだけの大著を書かせた動機はなんだったのですか。 ★前著の『<日人>の境界』で戦後沖縄の復帰運動を書いたこととか、いろいろありますけれど、一つには90年代に「新しい歴史教科書をつくる会」が出てきたり、加藤典洋さんの『敗戦後論』をめぐる論争が盛り上がったりしたことです。私にいわせれば、あれは「戦争歴史認識を論じる」というかたちをとって、「戦後という時代をどう考えるか」を論じていたといってよいと思う。「戦争」は「戦後」のネガであるわけですから、「あの戦争をどう位置付けるか」は、「戦後日をどう位置付けるか」とイコールであるわけです。 しかし当時の私の知っている範囲から見ても、議論の前提になっている「戦後」の認識が間違いだらけだということが、

    umeten
    umeten 2009/10/20
    活動現場サイドからは事実誤認が多いとの批判が多い本ではあるが
  • 2001年 秋学期 小熊研究会2 卒業論文

    次に、雑誌記事の選定基準について述べる。雑誌記事の選定基準に関しては、新聞記事のような見出しによる選定ではなく、大宅壮一文庫文庫目録(1988~2000)の分類基準である「独身男性の生態」に適合したものの中で、1980年~2000年の間に発行された雑誌記事を選定した。その結果、記事件数は全部で90件となった。(記事件数の年代別内訳は、次のページの表を参照。)なお、「男性シングル」に言及している記事もこの中に含まれている。したがって、この90件の記事を研究の分析対象とする。 ところで、後の論では、「独身男性」に関する言説の変動を調べる目的で、論の構成方法に時系列分析を採用している。その時系列区分は、「『シングル』という言葉が導入される前(1980年前半)」「『シングル』が独身の男性に適用され始めた時期(1986年~1990年)」「『シングル』を独身の男性を名指す言葉として一般的になった

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