特集=アートカフェ対談 熊倉敬聡+小山田徹 .. コミュニティとしてのカフェ、ノードとしてのカフェ コミュニティのとしてのカフェ 熊 倉……最初にアートカフェの具体例として、小山田さんが現在運営に参加している「バザール・カフェ」について話していただけませんか。 小山田……「バザール・カフェ」は、これまでさまざまな社会活動をやってきたグループの共同のミーティング・プレイスの一つであって、「コミュニティの中のカフェ」という形で運営しています。ここに関わっている人達はケア・サポートとかノウハウ、あるいはそれぞれ現場をカフェに持ち込むことで、社会とリンクする。バザール・カフェはその場所であるわけですね。だから、アーティストは、「アーティストとしての現場」を持ち込むことになっている。 熊 倉……アーティスト以外にいろいろな人達がいるわけですね? 小山田どちらかといえばアーティストは少数派ですね。ただ