トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 車掌不在で4キロ走行 JR湖西線、35分間緊急停車 2011年4月16日 22時40分 16日正午ごろ、大津市のJR湖西線堅田駅で、強風のため運転を見合わせていた大阪発金沢行き特急「サンダーバード9号」が運転を再開した際、男性車掌(59)を乗せずに約4キロ走行するトラブルがあった。 JR西日本によると、車掌が乗り換えを希望した乗客を案内するため数分下車した間に特急が出発。約5分後に大阪総合指令所からの連絡で車掌不在に気づいた運転士が、小野―和邇間で約35分間緊急停車した。車掌はタクシーで和邇駅まで移動、普通電車に乗り換えて特急に戻った。 JR西日本は「車両から離れる際、運転士に一報を入れることになっているが、車掌が忘れていた。大変ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪した。 湖西線はこの日、強風のため上下計14本が運休。