三浦弘行九段の将棋ソフト不正疑惑問題で第三者調査委員会が「不正の証拠がない」と結論を出したことを受けた記者会見で、最後に頭を下げる日本将棋連盟の谷川浩司会長(手前)ら=東京・将棋会館で2016年12月27日午後6時5分、竹内紀臣撮影 三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使用した疑惑が持ち上がり、年内出場停止処分となった問題で、第三者調査委員会から「不正の証拠は認められない」などとする報告書の提出を受け、日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)らが27日、東京・将棋会館で記者会見した。 冒頭、谷川会長は「処分は妥当との結論をいただいたが、三浦九段につらい思いをさせたことを本当に申し訳なく思っている」と謝罪。反省点として、▽電子機器の取り扱い規定を定めるのが遅れたこと▽三浦九段の長時…