株券印刷業大手のアンジェス、創業者の森下竜一さんが「大阪ワクチン・大阪万博・機能性表示食品と金のなる木すべてに群がっている」と国会で槍玉に
前田建設工業が、TOBによって傘下の前田道路株の51%を取得し、同社を子会社化する方針を発表した。だが、前田道路はこれを拒否。資本関係の解消を求め、「親子げんか」に発展している。昨春の「物言う株主」のある行動が両社の亀裂を招き、相互不信を解消できぬまま事態は泥沼化した。 前田建設は前田道路の株式約25%を保有する筆頭株主で、前田道路を持ち分法適用会社にしている。一方、「親子」に近い関係でありながら直接の取引関係が売上高の1%未満で、現状、シナジーはほとんどない。前田道路の関係者いわく、「親しいとも仲が悪いとも言えない関係が長く続いた」。 その関係がこじれている。1月20日に前田建設が表明したTOBに対して、前田道路は資本関係の解消を求めるなど対抗姿勢を鮮明にしている。TOBは敵対的買収に発展した。 「親子げんか」を誘発したのはアクティビストファンドだ。両社の関係に亀裂が走ったのは昨春、香港
「売上高に占める海外比率を高め、2018年度に2000億円だった電設資材事業を、21年度に2500億円、30年度に4000億円まで伸ばす」。9月2日に開かれたパナソニックの電設資材の事業説明会。白澤満・パワー機器BU(ビジネスユニット)長は電設資材事業への期待を口にした。 実際、同事業は優良事業だ。電設資材の代表製品である配線器具は、日本はもちろん、台湾、韓国のほか、東南アジアのほとんどの国で同社がシェアトップ。近年では、インドやトルコで現地企業をM&A(合併・買収)するなど、市場開拓も着々と進む。 技術が単純なように思われる配線器具だが、製品開発には安全性の高さや各国によって異なる規格についての知識や経験が必要とされ、日本企業が得意とする緻密さや丁寧さが生きるという。そうした強みは収益力にはっきりと表れる。パナソニック全体の営業利益率が5%に満たない中で、配線器具は十数%を誇るという。
「夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が出た。引っ越したばかりで子どもは来月入園。何もかもありえない。不当すぎるーー」。妻の痛切な叫びが、SNSで炎上し議論を呼んでいる。発言の主である夫婦が日経ビジネスの単独取材に応じた。要点を整理するとともに、夫婦側と企業側の主張を掲載する。 夫婦は40代の共働きで、今年1月に生まれた長女の育児のため、それぞれ育児休暇を取得した。夫が復帰したのは4月22日。住宅を購入し、4月中旬に新居に引っ越したばかり。夫婦によると、夫に辞令が出たのは育休復帰明け翌日の4月23日。午前中、上司に呼ばれ、5月16日付で関西への転勤を命ぜられた。「組織に属している以上、転勤は当然だが、今のタイミングは難しいので1〜2カ月延ばしてもらえないか」と相談するも会社側は却下。有給休暇の申請も却下され、夫は泣く泣く5月31日付で退社した(詳細は次ページのインタビューを参照)。
LIXILグループの潮田洋一郎会長兼CEOらの解任を議案とする臨時株主総会の招集請求をしたが、取り下げる結果に。写真は英マラソン・アセット・マネジメントの高野雅永氏(左)と英ポーラー・キャピタルの小松雅彦氏(右) 英米機関投資家らが5月9日、LIXILグループに対する臨時株主総会の招集請求を取り下げた。機関投資家らは昨秋に起きた瀬戸欣哉氏のCEO解任を巡る経緯がコーポレートガバナンス(企業統治)の観点から極めて問題だとして、解任を主導した潮田洋一郎会長兼CEO(最高経営責任者)のほか、山梨広一社長兼COO(最高執行責任者)の取締役解任を求めていた。 だが、4月18日、潮田氏が5月20日の取締役会をもって取締役を辞任し、山梨氏も6月の定時総会で取締役を退任する意向を表明。会社側は機関投資家らに招集請求の取り下げを求めていた。当初、機関投資家側は「本当に辞めるのか信用できない」などとして態度を
ファミリーマートの「ファミマこども食堂」をめぐって、激しいディスり合いが行われた。「売名行為だ」と批判の声もあれば、「悪いことだと思わない」といった意見も。企業の社会貢献で叩かれるケースと、そうでないケースはどのような違いがあるのか。 ちょっと前、ファミリーマートの47都道府県店舗で、小学生以下の子どもに100円で弁当やスイーツなどを提供するイベント「ファミマこども食堂」をめぐって、激しいディスり合いが行われた。 発端は、本家の「子ども食堂」の運営に関わるような方たちが、ファミリーマートの取り組みは「売名」であって、そんなことをやるくらいなら、従業員の賃金をあげて、貧困家庭を少しでも減らすべき的な提言をされたことだった。 これに対して、「企業のやることは全て悪いことだと決めつけるな」「大資本が入れば、活動も注目されるんだから喜ぶべきだろ」「サヨクのナワバリ意識が強すぎる」など反論が全方向か
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