中央大学理工学部教授の高窪統(はじめ)さん(当時45)が東京都文京区の同大後楽園キャンパスで刺殺された事件で、東京地検は2日、教え子のアルバイト店員山本竜太容疑者(28)を殺人罪で起訴した。 起訴状などによると、山本容疑者は今年1月14日午前10時半前、同キャンパス1号館4階の男子トイレで、自作の刃物で高窪さんの胸や背中などを多数回突き刺すなどし、殺害したとされる。地検は6月8日、精神鑑定のための鑑定留置を東京地裁に請求して認められ、9月30日まで勾留(こうりゅう)が停止されていた。地検は精神鑑定の結果を受け、「刑事責任能力がある」と判断した。 凶器は刈り込みばさみで、刃の長さは約27センチあり、刃を含む全長が約78センチ。捜査関係者によると、山本容疑者は分解して片方だけを凶器にし、刃の先端をヤスリで磨いてとがらせた。当日、これをバットケースに忍ばせ、1号館の隣の6号館の教室に立ち寄り
国土交通省が建設を中止した大阪府箕面市の「余野川ダム」をめぐり、大阪府の橋下徹知事は2日、同市が国に返還を求めている約11億円のうち府の負担分約4億7千万円について、「国に負担金を払っているダムが中止になったのに、返してくれという話がなぜ府から出なかったか悔しい」と、府職員に対して怒りをぶちまけた。 また、建設中止は箕面市も合意し、追加負担は法律に基づいた請求などと一部報道にコメントした国土交通省近畿地方整備局に対しても、「ふざけたコメント。取りにいって解体してやりたい。(関西)広域連合に入ったら許さない」と厳しく非難した。 府によると、ダム近くのニュータウン「箕面森町」開発で、箕面市の負担金約11億円のうち約4億7千万円を府が負担。このほかダムの治水負担についても約23億円を国に直接支払っているという。 橋下知事は同日朝、緊急の部長会議を開いて担当者から詳しい事情を聴き、今後の対応を協議
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く