2016年3月開業予定の北海道新幹線新函館駅と、リレー列車の概要が明らかになってきました。 新函館駅は、現在の函館本線渡島大野駅に建設されます。現在は在来線の2面3線のみの小規模な駅ですが、そこに新幹線ホームが対向式2面2線で建設されます。新幹線ホームのうち1面は在来線の1面と同一平面で接続され、フラットアクセスで乗り継げるようになります。かつての九州新幹線新八代に似た形です。在来線と新幹線の間には改札口が設けられます。 図:北海道新幹線2015年新函館開業ウェブサイトより 新函館駅では、新幹線は函館方面と札幌方面の両方向の在来線に接続する必要があります。しかし、新函館駅の前後の函館本線は単線で線路容量に余裕はありません。そのため、在来線に切り欠きホームを追加し4線とし、新幹線とフラットアクセスできる線路を2線にしました。切り欠きホームには函館方面の列車が発着し、本線には札幌行き特急が接続