妻を殺害した容疑で逮捕された講談社編集次長の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41)のとばっちりを受けているのが、諫山創氏(30)原作の人気漫画「進撃の巨人」だ。 コミック累計発行部数は約6000万部。映画やアニメ化、関連グッズも飛ぶように売れ、同社に莫大な利益をもたらしている。それが朴容疑者のニュースで「進撃の巨人の~」と枕ことばのように何度もアナウンスされた。 「講談社サイドは朴容疑者のことよりも、ドル箱の『進撃――』に悪影響が及ぶことを気に掛けている。気難しい作家さんだった場合、ヘソを曲げて『連載を打ち切る!』と言いだしてもおかしくありませんからね」とは出版関係者。 そうした事態を避けるため、朴容疑者が編集次長を務める「モーニング」の宍倉立哉編集長は11日、同社ホームページ上で「一部メディアの報道には『進撃の巨人』の立ち上げ担当とありますが、これは事実ではありません。本人が『進撃の