◇市教委、20年度末で廃止方針を明らかに 名古屋市教育委員会は5日、市立小学校の部活動を2020年度末で廃止する方針を明らかにした。社会問題になっている教員の多忙化を解消し、授業などで児童に向き合う時間を確保する狙い。21年度以降は、教員が携わらず外部指導員に委託するなどの形で、児童が運動や文化活動の機会を確保する方法を模索する。 同日の市議会本会議で、鵜飼春美市議(民主)の質問に杉崎正美教育長が「21年度以降は教員が携わらない新たな活動のあり方を検討する」と答えた。市教委によると、部活動は教員の「自主的な活動」だが、顧問になることをほぼ強制される側面がある。土日も出勤し、授業準備の支障となることもある。 21年度以降は、地域や民間の活力導入なども含め幅広く検討するという。市立小学校の261校すべてに部活動がある。運動系が986部、文化系が227部という。【三上剛輝】
![<名古屋市>市立小学校の部活動廃止 教員の多忙化を解消へ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/320fd718f071a4630e8a92517216278de6560f4f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.yimg.jp%2Fimages%2Fjpnews%2Fcre%2Fcommon%2Fall%2Fimages%2Ffbico_ogp_600x600.png)