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好調な株式市場のけん引役だった巨大IT企業の株価下落の傾向が止まりません。その代表格がおなじみフェイスブック。年明けから株価は最大で15%以上下落し、影響はグーグルやマイクロソフトなどほかのIT関連銘柄にも及んでいます。 発端となったのが、フェイスブックの8700万人に上る利用者の個人データが不正に第三者に渡され、2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ陣営の選挙対策に使われたとされる問題です。世界で21億人以上が利用するサービスだけに、個人データの集め方やプライバシー保護の在り方に批判が相次いでいます。 ザッカーバーグCEO(33)は、今週(4月10日と11日)、アメリカ議会の公聴会に出席し、証言を行います。この問題を受けて、フェイスブックをはじめとする”ITジャイアント”に対して、規制を強化しようという議論も出ています。 日本の利用者としても決して他人事ではありません。どう備えたらいい
買い物の80%を現金を使わない「キャッシュレス決済」にすることを目指しています。店の人手不足などに対応するため、経済産業省の検討会がキャッシュレス決済を拡大すべきだという提言をまとめました。 このため、経済産業省は有識者などの検討会で普及に向けた提言をまとめました。 提言ではキャッシュレス決済の比率を、2025年には40%と今の2倍に拡大し、将来は80%を目指すとしています。 そのうえで、目標に向けては、消費者に個人情報の漏えいや不正送金への懸念が根強いため、個人情報などを守るセキュリティー対策の徹底が重要になると強調しています。 さらに、サービスの規格の統一や、現金払いより有利になる税制面の優遇措置のほか、小さな商店でも利用できるように補助金なども検討すべきだとしています。 経済産業省は、キャッシュレス決済が広がれば買い物に関する膨大な情報を活用した新たなビジネスも期待できるとして、今後
学校法人「加計(かけ)学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、2015年4月、愛媛県や今治市の職員、学園幹部が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと面会した際に愛媛県が作成したとされる記録文書が存在することがわかった。柳瀬氏が面会で「本件は、首相案件」と述べたと記されている。政府関係者に渡っていた文書を朝日新聞が確認した。 文書は「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」との題名で、15年4月13日の日付が記されている。 経緯を知る愛媛県の関係者は、朝日新聞の取材に対し、「加計学園の誘致交渉を進める中、国への要望を行う過程で、様々な国の関係部署に状況を説明するため、配布した文書である可能性は否定できない」としている。現在、経済産業審議官を務める柳瀬氏は昨年7月25日の参院予算委員会で、この面会について「私の記憶する限りはお会いしていない」と複数
投資ファンド「ユニゾン・キャピタル」(東京)が、「資(すけ)さんうどん」の店名で北九州市を中心に42店舗を運営するうどんチェーン「資さん」(北九州市)の全株式を取得したことが分かった。取得日は3月30日、金額は非公表。今後、本州や海外での店舗展開に乗り出すとみられる。 関係者によると、資さんは故大西章資氏が1980年に設立。24時間営業や豊富で安価なメニューにより北九州地区で人気を集め、福岡市周辺にも店舗を拡大した。2016年8月期の売上高は69億5千万円。 数年前、後継者問題を背景に、福岡銀行などが出資する福岡キャピタルパートナーズ(福岡市)が株式を取得。新たな運営企業を探していた。 譲渡先のユニゾン・キャピタルは、回転ずしチェーン「あきんどスシロー」などの企業再生や業績改善を成功させた実績がある。ユニゾン側は「外食の投資で培ったノウハウを活用し、今後店舗を拡大させる」としている。 =2
静岡県掛川市の松井三郎市長(71)が9日、同市の東遠カルチャーパーク総合体育館で行われた大相撲春巡業のあいさつで「(土俵に)立たせていただいて大変感激している。こけないように、倒れないように。万が一の時も男性のお医者さんが近くにいます」と発言した。 4日の春巡業で京都府舞鶴市の多々見良三市長が土俵上でくも膜下出血によって倒れた際、救命処置をしていた女性に土俵から下りるよう促す場内放送があったことが問題となっていた。 来場者から「失言だ」という声も出るなど、不謹慎とも取れる発言に、松井市長は「本当に緊張していて足が震えていた。全く舞鶴市のことは意識になかった。後から言われれば(不謹慎と)受け取られるかもしれない」と釈明した。
道徳の教科化に伴い、新学期から小学校で初めて道徳の検定教科書が導入されるのを前に、文部科学省前事務次官の前川喜平氏(63)が、多数の公立小で使われる特定の教科書の批判を繰り返していることが9日、分かった。著書で発行会社名を挙げて「異様」と指弾し、講演で一部記述を酷評。事務方トップだった人物だけに、識者から「現場の混乱を招いている」との声が出ている。 前川氏が批判しているのは、文科省の検定に合格した8社の教科書のうち名古屋、さいたま、浜松の各市など多数の教育委員会が採択した教育出版の本。礼儀正しいあいさつに関する記述を象徴的に批判している。 この記述は、「おはようございます」と組み合わせる形で(1)言いながらお辞儀(2)言った後でお辞儀(3)お辞儀のあとで言う-の3パターンを示し、次ページで(2)を「れいぎ正しい」としている。(2)は「先言後礼」と呼ばれ、マナー講習などで一般的に扱われる。
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