東京五輪、陸上女子砲丸投げ決勝。銀メダルを獲得し、表彰台で腕を交差させる米国のレーベン・サンダーズ(2021年8月1日撮影)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【8月2日 AFP】東京五輪は1日、陸上女子砲丸投げ決勝が行われ、銀メダルを獲得した米国のレーベン・サンダーズ(Raven Saunders)が、表彰台で抗議行動をし、処分を受ける可能性が出てきた。東京五輪の表彰式で選手が抗議行動をするのは初めて。 アフリカ系米国人のサンダーズは、表彰式で腕をクロスさせて「X」のジェスチャーを示した。 サンダーズは黒人で、性的少数者(LGBT)の権利の支持に積極的なことでも知られている。 米国メディアによると、サンダーズは「抑圧された人たち」との連帯を示すジェスチャーだと話しているといい、本人も銀メダル獲得後、「闘っているのに、自分たちの意見を主張する機会がない世界中の人たち」を代表し