タグ

ブックマーク / book.asahi.com (5)

  • 「人びとはなぜ満州へ渡ったのか」書評 「貧しさゆえに」の移民像を覆す|好書好日

    人びとはなぜ満州へ渡ったのか 長野県の社会運動と移民 (金沢大学人間社会研究叢書) 著者:小林 信介 出版社:世界思想社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 人びとはなぜ満州へ渡ったのか―長野県の社会運動と移民 [著]小林信介 関東軍の武力を背景に日中国東北部で建国を宣言した「満州国」。版図内に一時は百万人を超える日人が暮らしていた。書はその約三分の一を占める開拓団員、青少年義勇軍ら、「農業移民」を研究対象とする。 移民たちは「貧しいがゆえに、新天地を求めて自ら満州に渡った」とされてきた。だが、全国最多の農業移民を送出した長野県各地域の経済状態と移民数を詳細に検討した著者は両者の間に因果関係は存在しないと考える。 その代わりに仮説として示されるのが「バスの論理」、つまり「あの村が行くのなら自分の村でも」と移民送出を競い合う構図だ。実際、高送出地域は県道等で繋(つな)がり、競争心理が連

    「人びとはなぜ満州へ渡ったのか」書評 「貧しさゆえに」の移民像を覆す|好書好日
    umiusi45
    umiusi45 2015/06/08
    「このように農業移民が国境を越えたのは「貧しさ」のせいではなく、「自発的」な選択でもなかった」面白そうな本だけど、高いなぁ~
  • 本の記事 : 日本のSF、北米でじわり浸透 出版社、翻訳増やし支持拡大 - 板垣麻衣子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • コラム別に読む : AKB48白熱論争 [著]小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■小林よしのりを見直した 何か好きになったらその事柄についての論を読みたい。私はAKBのファンなので、AKBについてならなんでも読みたい。それが共感できる意見であれば「そうだそうだ!」と嬉しいし、思わぬ視点を提示してもらえば驚き、モヤモヤしていたものをズバリとコトバにしてもらうと爽快感を覚える。 その点でいえば、私にとってこのはすべてにおいて物足りませんでした。何しろ、メンバーが多いとはいえ、私の推しメン(=ご贔屓メンバー)の名前が1回も出てこなかったからなー、見事に。まあそれはいいとして、のっけから、先日の総選挙開票時における篠田麻里子の「(上がつまってると言うなら)潰しに来い」の発言をホメ讃えている。小林よしのりなど「あの発言は今回の白眉だよ」とまで言っている。バカな。こんなのはヤンキーがよく言う、ありふれすぎてつまらん発言で、つられて渡辺麻友まで目を据わらせて「来年は1位を取る」と

    コラム別に読む : AKB48白熱論争 [著]小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 「商店街はなぜ滅びるのか」書評 排他的経営脱し、公共空間再生を|好書好日

    商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書) 著者:新 雅史 出版社:光文社 ジャンル:新書・選書・ブックレット 極めて近代的な存在である商店街は、どういう理由で発明され、繁栄し、衰退したのか? そして商店街の再生には、どういう政策が必要なのか? 膨大な資料をもとに解き明かす、気鋭の… 商店街はなぜ滅びるのか―社会・政治・経済史から探る再生の道 [著]新雅史 商店街と聞くと、我々は日の伝統的存在だと考えがちだが、書はその常識を崩していく。 時は大正期。当時の日は第1次世界大戦の終結と共に、深刻な不況に陥った。各地の農村は苦しみ、離農者の都市への流入が相次いだ。彼らは商売を始め、結果、零細小売業が急増し、過密化する。 困ったのは、消費者の側だった。にわか仕込みの小売商には、専門性がない。粗悪品が横行し、価格も安定しない。そこで、消費者たちは協同組合をつくっ

    「商店街はなぜ滅びるのか」書評 排他的経営脱し、公共空間再生を|好書好日
    umiusi45
    umiusi45 2012/06/27
    「零細小売商は追い込まれた。彼らは協同組合・公設市場・百貨店と対立したが、次第にそれらの長所を貪欲(どんよく)に吸収することで生き残りを図るようになる。そこで登場したのが商店街だ」
  • asahi.com(朝日新聞社):評論家の中島梓さん死去 作家「栗本薫」でも活躍 - 出版ニュース - BOOK

    評論家の中島梓さん死去 作家「栗薫」でも活躍2009年5月27日 作家栗薫としても活躍した評論家の中島梓(なかじま・あずさ、名今岡純代=いまおか・すみよ)さんが26日死去した。56歳だった。膵臓(すいぞう)がんを公表、闘病エッセーも出していた。 77年に中島名の「文学の輪郭」で群像新人文学賞(評論部門)を受賞。栗薫名では78年に「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞、81年に「絃の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞した。 栗名でのファンタジーの大河小説「グイン・サーガ」は、計150巻近いベストセラーシリーズ。4月に最新刊を出したばかりだった。SF、ミステリー、ホラー、時代小説と幅広く多作だった。 中島名では「コミュニケーション不全症候群」などの評論のほか、作曲やピアノ演奏の音楽活動、ミュージカルの脚や演出も手がけた。79年からテレビ朝日系列のクイズ番組「ヒントでピント」のレギュラー

  • 1