ルターより100年も前に宗教改革を宣言した偉人ヤン・フス~宗教改革の先駆けと免罪符 僧侶上田隆弘の世界一周記-チェコ編⑧ プラハ城の散策の後は、階段を下りカレル橋の方向へ進んでいく。 次の目的地は旧市街広場にあるヤン・フス像だ。 プラハの赤い屋根の建物を間近に感じつつ、のんびりと練り歩く。 それからカレル橋を渡り、旧市街広場まで進んでいく。 そして広場の少し奥の方まで歩くと、目的地のヤン・フス像の前に到着する。 こちらに凛々しくたたずんでいるのがヤン・フスの像だ。 突然だが、皆さんは宗教改革といえば誰を思い浮かべるだろうか。 おそらく、多くの人がマルティン・ルターを思い浮かべることと思う。 そのルターがドイツで宗教改革を始めたと言われているのが1517年。 だが、もしこれに先立つことおよそ100年。 すでにここプラハで宗教改革が行われていたとしたら皆さんはどのように思われるだろうか。 歴史