フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」第4話。原作ファンがちょっと不安に思った路線変更は、直ぐさま元に戻された。 十分過激だけど、原作よりはマイルドになっている このドラマが始まった時、なぜ21時というゴールデン帯に?という疑問がいろいろな所から聞こえてきた。原作漫画が性描写も暴力描写もキツイため、深夜の方が向いているという意味だ。現に、原作に比べてドラマはだいぶマイルドになっている。 例えば、原作のマル(葉山奨之)は、トビオ(窪田正孝)から盗んだ300万と自分の300万で、京都に逃亡して風俗に通いまくるとんでもないゲス野郎だった。それがドラマ版では、熱海でキャバクラ遊びをするだけ。キャバ嬢(おのののか)に引っかかり金を搾り取られるという、ピュアな一面まで披露した。この通り、マルがヤベー奴だということに変わりはないが、かなりマイルドになっていると言える。 かなり頑張ってはいるが、今宵(川
フジテレビ系「僕たちがやりました」が最終回を迎えた。終始一貫して一番のクズだったマル(葉山奨之)をかばいたい。 実らない自首 トビオ(窪田正孝)達は決死の覚悟で、爆破事件の真相を叫び、世の中に向けて自首をするも、計画の途中でマスクを被った玲夢(山田裕貴)らに拉致されてしまう。そこでパイセン(今野浩喜)は義理の兄弟である玲夢を殺してしまい逮捕されるが、爆破事件は輪島にもみ消され、トビオ、パイセン、マル、伊佐美(間宮翔太朗)は、結局、巨悪に屈してしまう格好に。 それでも自首を諦められないトビオは、簡易爆弾で爆破事件を再現し、1人で事件の真相とその心情を叫んだ。これに感化されたマル、伊佐美も出頭して真実を警察に伝えるが、それも無駄に終わり、輪島の前にまたしてももみ消されてしまう。 そして10年後、パイセンの仮出所がきっかけで4人は集まることになる。最初は楽しく飲んでいたが、それぞれ別の罪の背負い
「人口減の日本にいても未来はない」「成長か、死か」と“意識の高い”経営者は叫ぶ。だが、本当にこうしたグローバル企業が人々を幸せにするのだろうか。地方に移住したライターたちが地元に根を張る「豪族企業」を訪ねると、そこには驚きの経営哲学があった。 文・写真:大宮冬洋/出典:週刊文春2017年7月27日号 ◆ ◆ ◆ 妻の職場と実家が愛知県にある。僕は次男で自由業でバツイチ。5年前に再婚したとき、東京に住み続ける選択肢はなかった。 愛知と言っても名古屋ではない。僕が住んでいるのは豊橋を中心とする東三河地方にある蒲郡市。駅前の商店街が衰退した地方都市で、夜は真っ暗になる。 住み始めて半年間ほどは閉塞感が募った。用事を作ってはにぎやかな東京に「帰る」ことが嬉しかった。 ある日、妻の両親からサンヨネ蒲郡店を教えてもらった。自宅から徒歩15分ほどの食品スーパーだ。 看板には、3人家族が食卓を囲む影絵の上
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