アヘンが入っていたとされる、イスラエル・イェフドの墓地遺跡で発見された紀元前14世紀のつぼ。中東エルサレムのイスラエル考古学庁にて(2022年9月20日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【9月21日 AFP】イスラエルで発見された約3500年前の陶製のつぼなどからアヘンの残留物が検出された。調査チームが20日、発表した。古代の葬儀でアヘンが使われていたとする説を裏付けるものだとしている。 中部イェフド(Yehud)で青銅器時代後期の墓が複数発見されたことを受け、イスラエル考古学庁(IAA)とワイズマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)は2012年から共同で調査を行ってきた。 発掘現場からは紀元前14世紀ごろのケシの花をかたどった陶器が複数見つかった。アヘンはケシから作られることから、これらの器にアヘンが入れられていたか調べたところ