先週の政治関係のニュースでもっとも注目を集めたのは、石原慎太郎が突如として東京都知事を「投げ出した」一件であり、石原は同時に新党結成に言及した。 正直言ってこの件を取り上げる記事を書くのは全く気分が乗らない。5年前の安倍晋三の「政権投げ出し」よりひどい石原の「都政投げ出し」(なぜなら、安倍の場合はまだ「潰瘍性大腸炎」の影響もあったが、石原の場合はそれさえもないからだ)を批判する視座もろくすっぽマスコミは持たない。そんなマスコミの「第3極」報道は極めて不快である。 石原やマスコミに対する不快感を代弁してくれたのは、昨日(28日)のTBSテレビ『サンデーモーニング』における河野洋平のコメントだった。ネトウヨが河野洋平の発言を文字起こししたブログ記事から引用する(但し表記を一部変更し、元記事にある強調文字は使わなかった)。 僕はね、あの辞職の記者会見を聞きましたけどね、もう非常に不愉快でしたね。
店側で調理できないため、別々の皿に載せて提供するユッケ用の牛肉やたれ、卵の黄身など=長野市内の焼き肉店 集団食中毒の発生を機に、昨年10月に生食用牛肉の取り扱い基準が厳格化され、焼き肉店などから姿を消していた「ユッケ」が県内で再び提供され始めた。厚生労働省が、基準を満たした加工業者が卸した肉に限り、そのまま焼き肉店などで提供することができる、との見解を示したため。ただ、店は肉に一切触れることができず、客が自ら別の皿で運ばれてくる卵やたれと混ぜて食べている。 厚労省は昨年10月、生牛肉の加工や調理には、専用の冷蔵庫や調理台、手洗い消毒設備などが必要とする新基準を設定。ほとんどの焼き肉店などがユッケの提供をやめた。ことし3月になって、兵庫県の大手食肉加工・卸会社から、基準をクリアした生肉を飲食店に卸し、店が肉に触れなければ客へ提供できるかとの問い合わせが地元保健所にあり、相談を受けた同省は可
米マイクロソフト(MS)が最新OSを搭載したスマートフォンの日本投入を見送った。海外大手に比べ販売量が2ケタ劣る国内メーカーは「存在意義」を否定された格好だ。進むに進めず、退くに退けない日本勢の凋落ぶりは最終段階を迎えている。 「その販売計画値でノキアやサムスンと同じタイミングで発売させてほしいと言っても無理です」――。 ある国内携帯電話メーカーの幹部は今夏、米マイクロソフト(MS)側からこんな通告を受けたという。「いい製品を作る自信はあるのだが、確かにノキアやサムスンと比べ、我々の1機種当たりの販売量はゼロが2つ違う」とこの幹部は肩を落とす。 この冬にも登場すると期待されていたMSの携帯電話用OS(基本ソフト)「Windows Phone 8」。北米や欧州、中国ではフィンランドのノキア、韓国サムスン電子、台湾・宏達国際電子(HTC)などの有力メーカーから11月以降、搭載スマートフォン(高
若手の育成や山井の抑え起用など手腕を発揮し、投手王国と評される中日の投手陣を束ねたが、その一方で高木監督と対立することも多かった。 「ダンディズム」という言葉を辞書で調べると、こう記述されている。 「おしゃれ、伊達に徹する態度。19世紀はじめ、イギリスの青年の間に流行したもので、その影響はフランスにも及んだ。また、その男性の生活様式、教養などへのこだわりや気取り」 ごくごく簡単にいってしまえば、いわゆる「かっこつけ」。ただし、ある種独特なこだわりのある「かっこつけ」ということになるのだろう。 今季限りで中日を退団した権藤博投手コーチは、この「ダンディズム」の固まりのような人である。 まだ松井秀喜がニューヨーク・ヤンキースでプレーしていた4年前のことだった。スプリングキャンプを張っていた米・フロリダ州タンパに権藤さんが颯爽と現れた。 「きのう黒田(博樹。当時ロサンゼルス・ドジャース)を見て、
先日、重なる入校作業の合間に突然、油っこいものが食べたくなった。仕事が詰まってくると、なぜかいつも体が油を欲するようになる。そこで仕事帰りに近所のコンビニエンスストアを訪れた。目当ては「カルビー ポテトチップス」だ。 普段の生活で、スナック菓子を食べることはほとんどない。けれどもその日は、とにかく、ポテトチップスが食べたかった。手に入るなら「うすしお」でも「コンソメ」でもいい。とにかく、子供の頃から食べ慣れた、あのカルビーのポテトチップスをお腹いっぱい食べたいと思っていた。 普段から愛用しているコンビニである。どの売り場に何が並んでいるのかは、体が覚えている。足は自然に菓子売り場に向かい、そして、いつもの場所で足を留めた。 しかし、である。どんなにじっくりと棚を見ても、目当ての「カルビー ポテトチップス」は見つからない。念のために、小さな店内をくまなく回った。あるわけないと思いながら、日用
徳島県の飯泉知事は29日の定例記者会見で、赤字国債発行のための特例公債法案の成立が遅れて道府県向けの支払いが先送りとなっている地方交付税について、「政争の具にして、国民の生活を人質に取るようなことはやめるべきだ」と与野党の対応を批判した。 さらに、飯泉知事は先送りに伴って財源が不足した場合、「金融機関から借り入れるしかない」とした上で、「国のせいで借り入れたのだから、その利息分は国が負担するのは当然だが、昨今は利息についても、ごにょごにょ言い出した。『何を考えているのか』という感じだ」と憤慨した。 11月2日の全国知事会などで、地方交付税を改め、地方への税源移譲を求める申し入れを行っていく考えを強調した。 県によると、地方交付税の支給が遅れたことに伴う県の一時的な借入額は24日現在で225億円。利息は183万円に上る。
[東京 30日 ロイター] 9月鉱工業生産は前月比4.1%低下し、電子部品を除き幅広い業種で悪化した。低下幅はリーマンショックと大震災以外では最大の落ち込みとなり、需要環境が急激に悪化していることをうかがわせる内容となった。 欧州・中国向けの輸出減少や国内エコカー補助金終了などが影響し輸送機械工業が2桁の急激な悪化を示したほか、全般に需要の悪化から弱い動きが広がった。先行き予測指数は、10月にさらに低下、11月は反動増などもありやや上昇する見通しだが、中国市場の動向などまだ見極めがつかない状況のもとで、生産計画も変更を余儀なくされる可能性が高い。 <中国向けだけでなく、内外需要は幅広く悪化> 経済産業省が30日発表した9月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比4.1%低下の86.5となり、比較可能な2003年以来、過去5番目の低下幅となった。昨年の大震災直後やリーマ
突然の辞職で世間を賑わしている石原慎太郎前東京都知事(80)。元盟友の亀井静香氏が、石原氏への思いを激白した。 * * * 辞職表明の前夜に石原から連絡があって、「明日午後3時から記者会見をする。都知事を辞めて、新党を作る」って言う。俺は「そりゃあ、トゥー・レイトだぞ」って言った。 翌日会ったら、「一緒にやろう、一緒にやろう」って言うばかり。「いまさら言われても、ハイハイと言うわけにはいかねえよ。国民は政党や政治家を信用してないから、国民の大きなうねりに決起して、政治をやろうと思っている」って俺が言ったら、今度は「じゃあ、仲間に入れてくれ」って言うからさ、「そう簡単にいくかよ」って断ったんだ。 6月13日、石原に呼ばれて都道府県会館の東京都事務所へ行ったら、「新党を結成する。日本維新の会だ。都庁の会見でぶち上げる」と政党名まで自分で言うんだよ。なのに翌日、園田(博之「たちあがれ日本」幹
今は昔 日銀が世界で初めての量的緩和を行った10年前、各国は「邪道」と非難した Toru Hanai-Reuters 2008年の世界金融危機以降、金融の量的緩和(QE)という言葉は一般にまで広く知られるようになった。短期金利を操作する伝統的な金融政策が景気刺激の役に立たなくなったとき、世界の中央銀行がこぞって頼りにしたのが長期金利を引き下げるQEだ。 QEは、FRB(米連邦準備理事会)や欧州中央銀行(ECB)、日本銀行やイングランド銀行にとって欠かせない武器になった。景気刺激策としてのQEの有効性は意見が分かれるところだが、同様にその副作用も忘れてはならない。 量的緩和と言っても実際に紙幣を印刷するわけではないが、それと似た効果を発揮する場合がある。長期金利を引き下げ、貸し出しや借り入れを増やして通貨供給量を増やす。すると大概は資産価格が上昇し、資産効果で消費が刺激されるが、困ったことに
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