2018年5月15日のブックマーク (1件)

  • こころを整理 「ドローンの視点」で:朝日新聞デジタル

    ぼくの診療所は、地元の人たちが赤鉄橋と呼ぶ四万十川橋のたもとにある。 「赤鉄橋がこんなにきれいだとは思いませんでした」。診察室に入ってきた患者さんが、椅子に座ると口にした。何人もの患者さんから、同じ内容を繰り返し聞いた。「あれはドローンにカメラを載せて撮影したそうです。赤鉄橋を空から見ることはありませんものね」と、ぼくは答えた。 映画「四万十~いのちの仕舞い~」が完成して、映画館のない四万十市では、中央公民館でお披露目の映写会が行われた。その日、予想を上回る五百五十人ほどの人が集まった。 それも二十年以上は映画を観ていないような、ぼくの診療所に通うお年寄りが多かった。映画には四万十の四季がふんだんに撮られている。映画を観た地元の人を驚かせたのが、ドローンのカメラで撮った赤鉄橋であり、川の風景の立体感だった。いつも利用して見慣れた赤鉄橋が上空から見ると、河川敷の緑と川の青との対比がくっきりと

    こころを整理 「ドローンの視点」で:朝日新聞デジタル
    unamu_s
    unamu_s 2018/05/15
    赤い鉄橋が木々の緑に映える自然の中でもこころがふさぐ人がいるんだなとふと思う。