J1の大宮は11日、ズデンコ・ベルデニック監督(64)の退任を発表した。大宮は昨季からのリーグ戦連続無敗記録を21試合とし、今季第8節から16節まで首位に立ったが、夏場に失速。10日に5連敗を喫するなど4位に後退していた。 岡本武行ゼネラルマネジャー(45)が当面監督を務める。鈴木茂社長は「チームとして今季の目標を達成するため、監督交代を決断した」との談話を出した。関係者によると、連敗中に失点が多いことが問題となり、事実上の解任となった。 スロベニア出身のベルデニック氏は昨年6月に大宮の監督に就任。過去にはJリーグの市原(現千葉)、名古屋、仙台で監督経験があり、今季大宮を躍進させた手腕が評価されていた。