ある文化で長く暮らしていると、何かしらの習慣が伝染するものだ。ロシアの習慣の中には、他の国でやれば、決まりの悪い、場合によっては無礼な行為に見えてしまうものがある。サンクトペテルブルク在住の米国人が、自身の経験を語る。 もしあなたがトイレのドアをノックするロシア人だとしたら、おめでとうございます。あなたは聖人だ。きちんと鍵がかからないトイレのドアと、ノックなしに押し入ろうとするロシア人の習慣のコンビネーション。もはや笑えないジョークだ。 私が最初にこの現象について有人のイワンに話したところ、彼は眉を顰めてこう言った。 「そんなに秘密を隠したいなんて、トイレで何してるの?」 「ダッチワイフを膨らませる以外に?」と私は言った。 「うん。」 「だいたい大便してる。」 「だろうね。」 これが深い洞察なのかたわごとなのかは分からない。ロシア人がトイレでノックしない謎は解けそうにない。問題は、私のよう
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