タジク人容疑者が乱射 上官とトラブル―ロシア報道 2022年10月17日13時33分 ロシア軍のウクライナ軍事作戦の広告=13日、モスクワ(AFP時事) ロシアのウクライナ国境に近いベルゴロド州の軍演習場で起きた乱射で、独立系メディアは16日、事件で負傷した兵士の証言を伝えた。それによると、国防省が「旧ソ連構成国出身の2人」と発表した容疑者は、中央アジアのタジキスタン人3人で、信仰をめぐる上官とのトラブルが原因とみられている。 ロ大統領、侵攻後初の外遊 中央アジアのタジクに 国防省は発生当日の15日、「テロ」と断定し、射撃訓練中の志願兵ら11人が死亡したと明らかにした。これに対し、兵士が目撃した犠牲者は、この上官を含めて「30人」に上るという。 独立系メディアによると、現場には志願兵も予備役もいた。カフカス地方出身のイスラム教徒の兵士らがウクライナ侵攻を「自分たちの戦争ではない」と批判する