私個人の中では、かなり衝撃的なニュースが入ってきました…。 小学校の学習指導要領の見直しで、これからの子どもたちは書道の時間、水とナイロン製の筆“だけ”で、字を書くことになるのだそうです。 信じられますか? これからの日本は、墨、硯、本当の筆、半紙を知らない子どもたちが増えていくわけです。そして、そんな遠くない将来、「“昔の人”は、墨を磨っていたらしいね…」と言われるようになるかもしれないのです。これがどれだけ恐ろしいことか、想像できるでしょうか? 書道から学べることは、たくさんあります。 その1枚をしっかりと書こうとすることで集中力も身につきますし、ペンやえんぴつからは得られない、書く楽しみも体感できる。日本の文化を学べるのはもちろん、物事に取り組む姿勢=作法の大切さを知ることもできます。道具を大切にすることも、書道を通して学べます。 書道から墨、硯、本当の筆、半紙を奪っていくことは、子