中東情勢をめぐる国連安全保障理事会の会合で話すイスラエルのエリ・コーヘン外相(2023年10月24日撮影)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【11月9日 AFP】イスラエルのエリ・コーヘン(Eli Cohen)外相は8日、欧州議会(European Parliament)での演説で、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)を一掃するためのイスラエルの軍事作戦は「自由世界(西側諸国)の戦争」だと語った。 コーエン氏は演説の際、先月7日のイスラエルに対するハマスの奇襲時に撮影されたとされる約2分間の悲惨な映像にピアノ音楽を重ねて編集したものを流し、議員たちの感情に訴えた上で、「10月7日はホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)以来、イスラエルとユダヤ人にとって最悪の日となった」と述べた。 また、イスラエルが