「児童ポルノは加害の引き金になる。」 去年11月に出版された「『小児性愛』という病―それは、愛ではない」(ブックマン社)からの言葉です。 この本は、1月23日に放送した『クローズアップ現代+ データが浮き彫りに!知られざる痴漢被害の実態』のスタジオ出演者の1人で、長年、性加害者の再犯防止プログラムに携わる斉藤章佳さん(40)の著書です。子どもへの性加害を行う「小児性犯罪者」150人以上が語った言葉などから、彼らの実像を明らかにしています。数々の性犯罪者を診てきた斉藤さんからしても、小児性犯罪者の更生の難しさは、“別格”といいます。 新型コロナウイルスの影響による臨時休校で、子どもの安全が問われている今、斉藤さんの著書とインタビューを通して、小児性犯罪と児童ポルノの闇について考えます。 (さいたま放送局 記者 信藤敦子) ※この記事は、小児性犯罪の実態や加害者の心理について詳しく触れています
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