[有名人が語る受験必勝法]東大理科II類合格、民主党幹事長・鳩山由紀夫氏 受験1年前に受けた模試で「東大合格率5%」という判定に憤慨し、二度と模試を受けなかったという鳩山氏 政界の名門、鳩山家は「東大卒」が伝統だ。曽祖父の和夫氏から始まり、元首相で祖父の一郎氏、元外相の父・威一郎氏、そして長男として一家を率いる鳩山由紀夫民主党幹事長(60)。代々、東大現役合格の離れ業を続けてきた家系である。 「伝統を途切らせるわけにはいかなかった」と東大工学部出身で“4代目”の由紀夫氏。長男も含めて5代連続で東大だが、「息子は高校入試の方が大変だったから東大受験は私よりプレッシャーを感じなかったんじゃないか」と話す。 「これからはエンジニアの時代」と工学部を志望。「校内でトップを取ったこともない」という由紀夫氏の受験勉強は独特なものだった。 勉強部屋の壁には畳1畳大の黒板が据え付けられていた。帰宅すると、