新日本石油は17日、早稲田大学理工学術院総合研究所と共に、「低炭素社会の実現に資する革新的基盤技術分野」の組織的連携活動をスタートしたと発表した。 両者は今年3月に協定を結んでおり、低炭素社会に向けて「エネルギー材料」、「高機能材料」、「電子材料」分野を研究するとともに、その利活用による革新的基盤技術確立に繋がる共同研究テーマを創出することで合意した。 今回、早大理工総研と新日石のメンバーで構成する運営委員会を設置し、「共同研究テーマ創出に繋がる技術アイデアの検証を目的としたフィージビリティ研究(FS研究)の公募・採択」や「FS研究の成果に基づく共同研究テーマの設定」など、連携活動の運営・管理を総合的に行う。 重点的研究テーマと認められたFS研究については、新日石での事業化を目指し、共同研究テーマとして引き続き内容を掘り下げていくとしている。 《レスポンス編集部》