金升淵(キム・スンヨン)ハンファ・グループ会長は先月、米国4大都市の24の大学と大学院に在学中の韓国人学生に採用説明会を開いた。ハーバード、イェール、MIT、スタンフォードなど米国の優秀な大学の在学生に、グループのグローバル・ビジョンを説明し、就職を勧めた。斗山(トゥサン)グループの朴容晩(パク・ヨンマン)会長は、毎年11月にニューヨークで開かれる採用インタビューを直接取り仕切る。三星(サムソン)、LG、現代(ヒョンデ)自動車など国内の大企業も、海外の優秀な人材を獲得するためにCEOが直接海外に向かう。 グローバル企業に成長した大企業は、グローバル人材の必要性を痛感している。グローバル・ビジョンと能力を持った人材をどれだけ確保するかに企業の将来がかかっていると言っても過言ではない。企業の人事担当者は、グローバル企業と競争できるグローバル人材を国内の大学で探すことは難しいと吐露する。 昨年、