宇都宮市生まれの声優、歌手茅原実里の本県初となるコンサートが4月24日午後6時から、県総合文化センターメインホールで開かれる。全国13都市を巡るツアーの一つ。PRのため下野新聞社を訪れた茅原は「観客の皆さんと一体となって羽ばたける一夜にしたい」と抱負を語った。 3歳まで宇都宮で過ごし、埼玉県で育った。「まだギョーザで有名になる前の、静かな住宅街が私にとっての宇都宮のイメージ」と語る。高校時代に文化祭のカラオケ大会に出場し、同級生から「歌声に感動しました」と言われた喜びが、歌手への夢を決意させた。 2004年にそのステップとして声優、また歌手としてデビューしたが、チャンスに恵まれず活動が一時停滞。しかし秋葉原での路上ライブなど地道な活動を続け、06年の人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」への出演が転機に。一躍人気声優に仲間入りし、07年から歌手活動を再開した。 「どちらかと言えば内気な性格」