文: 柿崎俊道 2010年1月23日公開の劇場版『Fate/stay night UMLIMITED BLADE WORKS』の試写会へ行った。 『Fate/stay night』は熱烈なファン層を獲得している作品だ。 2007年にテレビシリーズが放送され、人気を博した。 とはいえ、原作はテレビシリーズではない。 原作は同名のアダルトゲームである。 原作の『Fate/stay night』はゲームであるがゆえに、 複数の攻略ルート(といっても少ないけども)があり、 どれを選ぶかはプレイヤー次第だ。 映像作品として起用されるエピソードも、そうしたルートのひとつを中心にしている。 たとえば、テレビシリーズでは 主人公・衛宮士郎と美少女セイバーを中心に構成されたストーリーだった。 劇場版ではキービジュアルのとおり、 遠坂凛と美形の弓兵アーチャーを中心に描かれる。 本作はテレビシリーズと対になるよ
平成21年2月期の通期決算開示が遅れていたブロッコリーは、4月30日にこの発表を行なった。連結決算は平成20年2月期に引き続き赤字となり、その幅も拡大するなど厳しい数字となっている。 連結売上高は前年比4.0%減の97億1300万円、営業損失は4億4800万円(前期6900万円の損失)、経常損失は4億9300万円(同6900万円の損失)、そして当期純損失は8億3800万円(同2億1800万円の損失)である。 なお、本来の決算短信開示は、決算終了から45日内に行なわなければいけない。今回の開示の遅滞についてブロッコリーは、特別損失の特定・算定処理に時間を要したためと説明している。 売上高の減少に較べて利益面での落ち込みが厳しいのは、売上総利益率が前年同期より3ポイント減少したためである。 これは、自社製品の取扱比率が減少したためである。また、小売店舗のブランド再構築で、在庫の整理と圧縮
4月16日、アニメ・キャラクター関連グッズ等を販売するブロッコリーは、平成20年2月期決算(19年3月~20年2月)を発表した。 発表された数字は、連結売上高こそ101億1400万円(前年比8.6%増)と、当初予想の93億2400万円を上回ったが、利益面では予想を大きく下回った。これまで黒字とされていた営業利益と経常利益はそれぞれ6900万円の赤字、6700万円の赤字となっている。また、当期純損失は2億1800万円と前回予想の5800万円の純損失から大きく拡大した。 こうした業績予想との差異についてブロッコリーは、売上高は増加したが売上高利益率の低い商品の構成比が増加したためと説明している。 また、自社DVD販売が不調でアニメ資産の償却の追加とゲーム販売見込みの修正を行ったこと、さらに海外子会社の経営成績の悪化が影響しているという。米国子会社の販売は、前年比44%減であった。さらに販売
マンガ出版のマッグガーデンは平成20年3月期中間決算を、11月14日に発表した。売上高は7億1300万円と前年同期比で3%減になった。 営業利益、経常利益、当期純利益は前年同期比では大幅に縮小はしたが、依然赤字にとどまっている。営業損失は3400万円、経常損失は3800万円、当期純損失は4600万円である。 出版事業では、コミック誌で「月刊コミックブレイド」など10点発売して売上高は5400万円(前年同期比25.1%減)となった。コミック単行本は新刊40点を刊行したが、売上高は5億4400万円と前年同期比49.7%増と大幅な増加となった。また、返品率の管理の結果、返品金額は前年同期比で6500万円減少した。 一方で、アニメ化やキャラクター商品化によるライセンス収入は前年同期比で59.4%減の4400万円となった。これは人気アニメの『ARIA』のDVD販売などからのライセンス収入が減少し
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