100万DL突破した音楽コラボレーションアプリnana。特筆すべきポイントはユーザーが主体的にライブやオフラインミートアップを行なうなど、アプリ内外で「コミュニティ」としての色が非常に強い点だ。nanaがコミュニティを育むために大事にしている思想やプロダクトに込めた思いとは。代表の文原明臣氏にお話を伺った。 nanaは音楽で世界とつながるコラボレーションサービス ― 現在では世界中から毎日、3万曲の投稿がある《nana》を開発するきっかけは? 2010年ハイチ沖地震が起こった際に歌われた、『We are The World 25 for Haiti』に感動したのが一番最初のきっかけです。 でもこのWe are The Worldの動画を見て気になる事があったんです。それは、世界中の人とセッションを通して歌でつながることは、とても難しいということ。 ― 具体的には? オフィシャルの動画だけで