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BitTorrent技術メモ&リンク集 それなりに話題になることもある、BitTorrent(以下、BT)の技術メモです(注1)。P2Pの応用の形のひとつとして、興味深いものがあります。 作者の書いた技術文書を読んでいると、アーキテクチャと言いつつ実装テクニックぎりぎりみたいな記述が混じったりしています。個人的には、こういう態度は好きで、好感が持てます(注2)。英語はあまり読みやすいとは思えませんが。 *かなり大雑把な動作イメージ 一般的なP2Pファイル交換とBTでは、解決しようとしている領域が異なります(注3)。 BTはファイルを探索(検索)する部分には焦点を当てていません。ノード群がある特定のファイルを求めている時、そのノード群に、いかに素早くファイルを行き渡らせるか(配布)、に機能を絞っています。 モデル的な説明をすると、与えられた初期状態と遷移は次のようになります(注4)。 リ ン
Linuxのディストリビューションの配布などで配布サーバの回線速度などがボトルネックになり(図1)、円滑にファイルを配布することはコストがかかります。BitTorrent(図2)は配布者の負担を軽減して、素早くファイルを配信することを目的にBram Cohenによって開発されたP2Pソフトウェア(図3)です。 BitTorrentでは、トラッカーとよばれる全てのピアとピアのアップロード/ダウンロード能力、ファイルの取得状況を管理するサーバが存在します。一般的なP2PシステムではP2Pネットワーク内を検索してからファイルの取得という動作を行いますが、BitTorrentでファイルの検索という作業は行ないません。代わりにトラッカーにファイルを持っているピアを問い合わせます。ファイルを持っているピアの検索をクライアント・サーバで行うということで、従来の分類ではハイブリッド型P2Pシステムになりま
Twitterは、同社の何千台ものサーバに対してバイナリをデプロイする場合に、ピア・ツー・ピアシステムのBitTorrentを利用したツール「Murder」を用いていると、7月1日の記事「Twitterの大規模システム運用技術、あるいはクジラの腹の中(後編)~Twitterのサブシステム「Unicorn」「Kestrel」「Flock DB」」で紹介しました。 FacebookでもBitTorrentによる大規模なデプロイが高速に行われていることは、7月16日の記事「Facebook、memcachedに300TB以上のライブデータを置く大規模運用の内側」で紹介しました。 どうやら大規模システムにおけるデプロイではBitTorrentの利用が進んでいるようです。 7月15日付けのTwitter Engineering Blogに、Twitterのエンジニア、Larry Gadea氏による「
Linuxのディストリビューションの配布などで配布サーバの回線速度などがボトルネックになり、円滑にファイルを配布することはコストがかかります。 BitTorrentは配布者の負担を軽減して、素早くファイルを配信することを目的に開発されたP2Pソフトウェアです。 BitTorrentの動作概要 ------------------- BitTorrent では、トラッカーとよばれる全てのピアとピアのアップロード/ダウンロード能力、ファイルの取得状況を監視・管理するサーバが存在します。一般的なP2P システムではP2Pネットワーク内を検索してからファイルの取得という動作を行いますが、BitTorrentでファイルの検索という作業は行わずに、トラッカーに問い合わせます。ファイルの検索をクライアント・サーバで行うということで、従来の分類ではハイブリッド型P2Pシステムになります。 BitTorre
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