政府与党政策懇談会に臨む自民党の茂木敏充幹事長=25日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)報道各社の世論調査で自民党の政党支持率が落ち込んでいる。マイナンバーカードを巡る混乱などだけでなく、先の国会で成立したLGBTなど性的少数者への理解増進法の影響で「岩盤保守層」の離反を招いたとの見方が根強い。日本維新の会が保守色をアピールして勢力を伸ばす中、自民内で保守層の支持離れへの警戒感が高まっている。 「自民党の支持率が下がっているというより、『支持政党なし』が増えているのが全体の結果ではないか」。自民の茂木敏充幹事長は25日の記者会見で、世論調査について聞かれ、こう述べるにとどめた。 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が15、16両日に実施した合同世論調査で、自民の支持率は31・4%と前月から2・8ポイント下落。岸田文雄政権としては1月の31・4%に並ぶ最も低い水準となった。朝日新聞や毎
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