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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (52)

  • 土星の衛星ミマスの地下に海、最新研究で判明、別名デス・スター

    NASAの土星探査機カッシーニが、土星の衛星ミマスにフライバイし最接近してとらえた画像。巨大なハーシェル・クレーターがあるミマスは、映画『スター・ウォーズ』の宇宙要塞「デス・スター」に似ている。このミマスの地下全体に海がある証拠が示された。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SPACE SCIENCE INSTITUTE) 土星の衛星ミマスの地下全体に海がある証拠が発表され、天文学者たちを驚かせている。2004年から2017年にかけて土星探査機カッシーニが行った調査を新たに分析したところ、軌道周回中の「秤動(ひょうどう)」と呼ばれる揺れが、地殻の下が液体の海で占められているためであることが示された。論文は2月7日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された。 地下海の存在はすでにいくつかの太陽系の天体でも確認されているが、ミマスもそのメンバーに加わることになる。また、

    土星の衛星ミマスの地下に海、最新研究で判明、別名デス・スター
    upran
    upran 2024/02/09
    「正直なところ、本当に驚きました」 ←これをダースベイダーが素でコメントしてるのを想像してフフってなった。
  • 「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖

    ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖。そのユニークな地質的特徴により、湖深くに膨大な量の二酸化炭素とメタンガスが蓄積しており、湖岸に住む数百万人の命を危険にさらしている。(PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがる緑豊かな渓谷にあるキブ湖は、見事な崖に囲まれている。湖上では漁師たちが小舟を浮かべ、歌に合わせて櫂(かい)を揃えて漕ぎながら、その日の料を捕っている。だが、湖の深部は、そんなのどかさとは無縁の世界だ。 キブ湖は地質学的に特異な多層湖で、深い層は蓄積した二酸化炭素とメタンで飽和状態にある。このような湖は世界に3つしかない。残りの2つはカメルーンのニオス湖とマヌン湖で、どちらも過去50年の間に湖水爆発を起こして致死的なガスの雲を噴き上げ、人間や動物を窒息死させた。 1986

    「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖
    upran
    upran 2024/01/24
    テロの標的になったりしないのかな。湖底にそれなりの爆弾到達させればいいだけだから、かなりハードル低くて恐ろしい。
  • 老化細胞がたまりにくい仕組みを発見、長寿のハダカデバネズミ

    アフリカ東部に生息するハダカデバネズミの体内では、加齢に伴い蓄積する老化細胞が細胞死を起こしてたまりにくくなっていることを、熊大学大学院生命科学研究部の三浦恭子教授(長寿動物医科学)らのグループが発見した。寿命が3年ほどのハツカネズミ(マウス)より10倍ほど長寿とされるハダカデバネズミの細胞・個体の仕組みを解明。ヒトでのより安全な老化細胞除去・抗老化技術の開発につながる成果が期待できるという。 マウスやヒトなどの細胞では、一般的に遺伝情報であるDNAが傷つくなどすると、その細胞は分裂して増殖するのをやめて老化細胞となる。老化細胞は「死ねない細胞」などと呼ばれており、免疫細胞によって除去されないでいると加齢に伴い蓄積していく。生体の恒常性維持に役立つものの、蓄積が進むにつれ、炎症性タンパク質の生産など体に害になる作用を引き起こすようにもなる。 ハダカデバネズミは、アフリカのサバンナの地下に

    老化細胞がたまりにくい仕組みを発見、長寿のハダカデバネズミ
    upran
    upran 2023/08/08
    このネズミの寿命だけど、恐らく来年は「最長38年」になっている。研究始まったのが比較的最近なので、比較的古い個体がまだ死んでないだけらしい。もしかしたら100年生きる可能性もある。
  • 第162回 「次に何が来るか?」鎌を持つカマバチから擬態無限展開

    カマバチの一種(セイボウ上科:カマバチ科)のメス Dryinid wasp (Chrysidoidea: Dryinidae), female 葉の下、茎の部分で休んでいるところ。 体長:7 mm 撮影地:コスタリカのモンテベルデ、標高1500 m 今年のコスタリカのモンテベルデは、1カ月ほど遅めに雨季に入った。途端に生きものたちが活発に動き始める。 さて、今年の3月末、野外調査中、長いカーボンの枝切り竿が電線に接触してしまい、15万ボルトもの電流が体を突き抜けていき、自分は一度死んで蘇った。特殊な火傷を負ったが、引き続き同じ人生を歩み続けている。不便はつきものだけど、幸いにも日からの二人の若者、FumiさんとToshiくんに日常生活のことも含め調査など手助けをしてもらっている。 その二人がなぜか最近、滅多にお目にかかれないカマバチという小さな寄生バチを1種ずつ見つけてくれた。カマバチの

    第162回 「次に何が来るか?」鎌を持つカマバチから擬態無限展開
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    upran 2023/07/03
    冒頭でサラっと流してるけど、後遺症が残るレベルの重傷だったということだよね。お大事に。
  • 【動画】ダイバーになでられてうれしそうなアザラシ

    英国ファーン諸島の近くでダイビングをしていた幸運なダイバーたちが、アザラシがどれほど遊び好きかを体感することになった。1頭のアザラシが、ダイバーたちをよく見ようと近づいてきたのだ。動画にはなでられてうれしそうなアザラシの様子が収められている。 アザラシやアシカ、オットセイは陸上では臆病で不器用だが、水中では好奇心旺盛で遊び心があり、動きも速く、リラックスしている。しかし、どれだけかわいくても、彼らは鋭い歯を持ち、病気を媒介し、縄張りを守ろうとすることもある。そのため、研究者は注意を呼び掛けている。目を合わせられるほど近づかないように、という考えが生物学者たちの経験則だ。 米海洋哺乳類保護法では、少なくとも150フィート(約45メートル)の距離を保つように推奨されている。 とはいえ動画なら、最も魅力的な海洋生物の一つである彼らを間近に(しかも、安全に)見ることができる。そしてここでは、アザラ

    【動画】ダイバーになでられてうれしそうなアザラシ
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    upran 2023/06/14
    うちの犬より犬っぽい
  • ネコの新たな不妊法を開発、注射1本で済み手術は不要

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    ネコの新たな不妊法を開発、注射1本で済み手術は不要
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    upran 2023/06/10
    わざわざ捕獲しなくても吹き矢とかで良いようになれば、トレイルカメラのような装置でバシバシ打てるかな
  • 歯周病の影響は全身に、関節リウマチとの関連で新たな発見

    歯周病を防ぐには、日常的な歯磨き、フロスの使用、口のすすぎが重要だ。歯茎の感染症が慢性的になると、免疫系との戦いが長引き、関節など全身の組織に悪影響が及ぶことになる。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NATIONAL GEOGRAPHIC) 関節炎は何千年も前から人類を苦しめてきた。「西洋医学の父」として知られるヒポクラテスは2000年以上前に、口の感染症が関節炎に関係しているのではないかと気づき、歯を抜けば関節炎が治る可能性があると考えた。これは、ある点では正しかったようだ。(参考記事:「ネアンデルタール人が鎮痛剤、歯石分析で検出」) 歯茎が感染症にかかると、細菌が血流に入り込む。血流中の細菌は免疫系によって攻撃されるが、歯茎の感染症が慢性的になると、この戦いは長引くことになる。その結果、免疫細胞が体中を巡り、関節など口から遠く離れた場所も組織が破壊されるなどの悪

    歯周病の影響は全身に、関節リウマチとの関連で新たな発見
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    upran 2023/04/24
    すべてのオフィスに歯ブラシ置場を義務づけて欲しい。入れ物にしまうと乾かないし、デスクの上に堂々と置くのも憚られるし。
  • そもそもなぜ1日8時間、週5日、週40時間労働が標準的なのか

    1927年頃、米デトロイトのフォード・モーター社の工場内で、自動車のボディの組立ラインで働く男性たち。実業家ヘンリー・フォードは、現代では当たり前になっている週5日勤務制の普及に貢献した。(PHOTOGRAPH BY POPPERFOTO, GETTY IMAGES) 週の最大労働時間を現在の40時間から32時間とする法案が、米国の議会に再提出されたのは3月上旬のこと。週4日勤務制を採用するべきかどうかは、何年もの間、米国の人々の強い関心の的となってきた。 だが、そもそもなぜ週40時間働くことを求められているのだろうか。土曜日と日曜日が聖なる休日とされている理由はなんだろうか。こうした概念が職場の常識となった経緯を紹介しよう。 なぜ週5日働くのか 何世紀もの間、米国の雇用主は週ごとの休みを設けることなく、労働者を長時間働かせていた。しかし19世紀初頭、多くの雇用主が日曜日を休みとすることを

    そもそもなぜ1日8時間、週5日、週40時間労働が標準的なのか
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    upran 2023/03/28
    共働きで子供を育てるなら、週5日で1日6時間(昼休み無し)勤務の方がいいかなとは思う。明るい内にお迎えに行けるし、家事する時間も持てる。
  • 絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた

    マームット・ミスキ氏の手のひらに置かれたフェルラ・ドルデアナの花。トルコ中央部ハッサン山の近くで採取したもの。(PHOTOGRAPH BY ALICE ZOO) 黄金の花を咲かせる植物「シルフィウム」は、古代ギリシャの勃興前からローマ帝国の最盛期まで、地中海世界で最も愛された材のひとつだった。 腹痛からイボの除去まであらゆる症状に効く万能薬とされたほか、レンズマメを煮込む際に香辛料として使われたり、最高級のフラミンゴ料理に添えられたりもした。ユリウス・カエサルがローマに君臨した時代には、黄金とともに500キロ以上のシルフィウムが宝物庫に貯蔵され、その苗には銀と同等の値がつけられたという。(参考記事:「古代ローマで大人気、万能調味料「ガルム」とは」) シルフィウムに関する最古の記録は、紀元前638年のもの。北アフリカ、現在のリビアがあるキレナイカの沿岸で「黒い雨」が降った後にこれが生えたと

    絶滅とされた古代ローマ「幻の植物」をおそらく発見、食べてみた
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    upran 2022/12/11
  • 人工甘味料が腸内細菌を乱すと判明、健康に悪影響の恐れも、研究

    甘さがきび砂糖の数百〜数千倍に及ぶものもある人工甘味料は、一般に人の体内では処理されない。カロリーがゼロであるか、少ししかないのはそれが理由だ。(PHOTOGRAPH BY TRISTAN SPINSKI) ダイエットをうたう炭酸飲料を飲んで、砂糖に付き物のうしろめたさやカロリーを気にせずに甘さを堪能する。その快感は多くの人が経験したことがあるだろう。しかし、新たな研究によると、人工甘味料はかつて考えられていたほど無害ではなく、それどころか糖尿病や体重増加のリスクを高めるかもしれない。 科学者らは以前より、人工甘味料と人間の糖尿病との関連を疑ってきたが、これまでは実験用のマウスでしか証拠は示されていなかった。今回、イスラエルの科学者たちが、同様の試験を人間で行ったところ、人工甘味料は人間の腸にすむ細菌の働きを妨げるのみならず、後に血糖値を下げにくくする可能性があることがわかった。血中にブ

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    upran 2022/09/15
    砂糖の数十~数千分の一しか使ってないはずだけど、そんなに影響あるもんかな。
  • 砂漠の奇祭バーニングマン、「多様性の徹底的な受け入れ」を掲げる 写真10点

    1990年代から米ネバダ州のブラックロックで行われている、砂漠の祭典「バーニングマン」。毎年7万〜8万人もの参加者が訪れ、「プラヤ」と呼ばれる砂に覆われた土地に、約1週間にわたって一時的な都市を建設する。 「バーナー(燃やす人)」と呼ばれる参加者たちは、自分たちで持ち寄った資材を使って、共同利用する建物や、祭典の目玉である巨大な芸術作品などを制作する。そして、祭典が終わるとこれらのすべてを解体し、跡形もなく持ち帰る。これらの作業を、気温38℃の野外で、時に砂嵐が吹き荒れる中で行うのだ。 最終日の前夜には、暗闇に包まれた砂漠で、バーニングマンの象徴であり、木と麻布と蝋でできた巨大な像「ザ・マン」が燃やされる。

    砂漠の奇祭バーニングマン、「多様性の徹底的な受け入れ」を掲げる 写真10点
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    upran 2022/09/06
  • ネコに殺された232匹の動物たち、一枚の写真に

    写真家ジャック・ワンダリー氏の作品。2019年、ネコに致命傷を負わされ、米国カリフォルニア州の動物病院「ワイルドケア」に運び込まれた野生の鳥類、げっ歯類、爬虫類などを撮影した。(PHOTOGRAPH BY JAK WONDERLY) 死んだ動物の美しさを写真にとらえられるだろうか? 写真家ジャック・ワンダリー氏にとって、それは新しい挑戦だった。 ワンダリー氏の写真「Caught by Cats(ネコに捕らえられて)」は2020年、写真コンテスト「BigPicture Natural World Photography Competition」の人・自然部門で最優秀賞に輝いた。この写真はある残酷な現実を映し出している。それはつまり、この写真1000万枚分に相当する、何十億という動物たちがネコに命を奪われているという現実だ。 この写真を撮るきっかけとなったのは、米国カリフォルニア州にある非営利

    ネコに殺された232匹の動物たち、一枚の写真に
  • 偽の薬だと知りながら服用しても効果があるのはなぜか

    この2つのカプセルのうち、一つは有効な薬で、もう一つはプラセボ(偽薬)だ。(PHOTOGRAPH BY SPENCER WEINER/LOS ANGELES TIMES VIA GETTY IMAGES) 臨床試験で渡されるプラセボ(偽薬)には、薬としての有効成分が何も含まれていないはずなのに、それを服用した被験者に症状の改善が見られることがある。これは、「プラセボ効果」と呼ばれる現象だ。プラセボ効果を得るには、それがプラセボであることを被験者に知らせないことが重要であると考えられてきた。 ところがここ数十年の間に、最初から被験者にプラセボであることを知らせるオープンラベル(非盲検試験)の有効性を検証する研究が複数実施され、多くの場合症状が緩和したという結果が出ている。 米マサチューセッツ州に住むベティ・ダーキンさん(73歳)は、自宅で転倒して首の骨を折り、頚椎を損傷し、ひどい痛みに悩まさ

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    upran 2022/07/02
    プラセボの話
  • ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究

    家庭菜園や花壇では益虫とされるミミズだが、北米の多くの森林など、来ミミズが生息していなかった土地では、在来動物に意外な悪影響を及ぼしている。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN DALTON, MINDEN PICTURES) 2021年の暮れに亡くなった生物学者のエドワード・O・ウィルソン氏は、かつて昆虫のことを「世界を回している小さな者たち」と呼んだ。だが、この5年間、昆虫の激減を示す報告が集まっており、今後をめぐる議論が盛んに交わされている。激減の主な原因とされているのは、生息地の破壊、殺虫剤の過剰な使用、そして気候変動だ。(参考記事:「農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究」) だが3月30日付けで学術誌「Biology Letters」に掲載された論文が、少なくとも北米の広範囲における、もうひとりの意外な容疑者を指摘した。それはミミズだ。 この研究では、カナダの

    ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究
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    upran 2022/04/02
    世界の土の8割はミミズのフンで出来ていると聞いた事がある(本当かどうかは不明)ので、北米に居ないと知って驚いた。でも氷河期以前は居たって事なんだね。
  • トンガ噴火は「桁外れに奇妙」、異常な巨大津波、少ない火山灰

    立ちのぼる噴煙の中、1分あたり5000~6000回という記録的な頻度で火山雷が発生した1月14日の様子。(PHOTOGRAPH BY TONGA GEOLOGICAL SERVICES, REUTERS) トンガの首都ヌクアロファの北約65キロメートルに位置する海底火山フンガトンガ・フンガハアパイは、もともとは山頂の一部だけを海面から覗かせていた細長い2つの小さな島で、フンガトンガ島とフンガハアパイ島と呼ばれていた。2014年の噴火で第3の島ができると、やがて、3つの島がつながって1つになった。2021年12月の噴火では、噴出した火山岩と火山灰によって新たな土地が生まれ、島は徐々に大きくなっていった。 そして2022年1月15日の大噴火となった。衛星写真で見ると、巨大火山はほぼ完全に海中に没し、見えているのは2つの小さな岩礁だけになった。しかし、数週間後か数年後には、火山は再び隆起するはず

    トンガ噴火は「桁外れに奇妙」、異常な巨大津波、少ない火山灰
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    upran 2022/01/25
    火山灰が少ないのは大きな朗報。冷夏で米不足になる事自体はしょうがないと思えるけど、転売屋が過去最悪レベルに跋扈しそうで、想像するだけでも嫌だった。
  • ドードーを一躍有名にした『アリス』の聖地と

    欧州における17世紀のドードー渡来の後、生息地のモーリシャス島ではすみやかに絶滅してしまったため、18世紀にはその存在自体が疑われるいわば「暗黒時代」を迎えた。19世紀になって、17世紀にヨーロッパに来た個体に由来する標(プラハのクチバシ)とコペンハーゲンの頭部(スカル)が再発見されたことをきっかけにして、ドードーが科学的な目で再検討され、さらにドードーのイメージが一気に世界に広まる「ドードーのビッグバン」が起きる。 その舞台は、イギリスのオックスフォードだ。1848年、この大学町において、鳥類学者・地質学者のヒュー・ストリックランドらが、プラハとコペンハーゲンの標に次ぐ第3のドードー標を詳細に検討し、これによって、ドードーが実在した飛べないハト科の鳥だったと生物学的なリアリティを得た。 そして、1865年、同じくオックスフォード大学の数学教師チャールズ・ドジソン(ルイス・キャロル)

    ドードーを一躍有名にした『アリス』の聖地と
  • 新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器

    約7300万年前、現在のチリ南部に暮らしていた新種の恐竜ステゴウロス(想像図)。平たいこん棒のような尾を持ち、河口の三角州で暮らしていた。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ÁLVAREZ) 7500万~7200万年前、現在の南米パタゴニア地方で、ごつごつしたある恐竜が河口の三角州に埋もれ、やがて化石となった。 この生物は、恐竜としては巨大な部類ではなかった。高さは60センチ足らず、鼻から尾までの長さは2メートルほどと小さいながらも、タフな恐竜だった。よろいのような皮膚で身を守り、尾にはユニークな武器も備えていた。 その武器は科学者たちでさえ見たことのないものだった。尾のいくつかの骨が融合し、平たくギザギザしたうちわのようになっていたのだ。「全く前例がありません」とチリ大学の古生物学者アレクサンダー・バルガス氏は話す。 バルガス氏らの研究チームは、この新種の装甲恐竜を「ステ

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    upran 2021/12/05
    焼け栗で火傷しハチに刺されて家から出てきたサルを、己の拳でブチのめす臼の姿を想像した(ステゴロウス)
  • 100人が怪死、18世紀フランスを恐怖に陥れた謎の「獣」

    18世紀の版画。1765年、王室の猟師フランソワ・アントワーヌが、人々を襲った「獣」と思われるオオカミを殺しているところ。2カ月後、獣は再び襲撃を開始し、フランスを恐怖に陥れた。(AKG/ALBUM) 1764年のある日、フランス中南部ジェヴォーダン地方の森で、少女の遺体が発見された。被害者は14歳の羊飼いジャンヌ・ブーレで、オオカミに襲われたと思われる深い傷跡が残されていた。 当時、こうした死は珍しいものではなかった。子どもが一人で羊や牛の世話をすることは多く、オオカミの危険は付き物だった。 ところがその後、ブーレのような遺体が次々に見つかる。大きな傷を負っていたり、手足がバラバラになっていたり、さらには首を切断されたりと、襲った動物が何であれ、それは通常のオオカミよりもはるかに凶暴だった。オオカミ男の仕業だとの噂がささやかれる中、犯人は「獣(la bête)」と呼ばれるようになった。

    100人が怪死、18世紀フランスを恐怖に陥れた謎の「獣」
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    upran 2021/11/28
    剥製とか骨をトロフィーとして取っておく習慣はなかったのかな
  • 木炭を運ぶ女性

    ナショナル ジオグラフィック英語版1911年11月号より(白黒写真に手で彩色)。 写真:WILLIAM W. CHAPIN 大きな俵を背負った女性が石畳で立ち止まり、こちらを振り返る。ここは日光の山中。俵の中身は木炭で、ここまで5キロ近く歩いてきた。さらに1.5キロほど離れた場所まで荷物を運び、その対価として、いくばくかの代金を受け取る。屈強な男性でも音を上げそうな重労働だが、女性はこの仕事に慣れているのか、軽々と運んでいるように見えたという。1911(明治44)年11月号の特集「私が垣間見た日」の1枚。 特集の筆者で撮影者のウィリアム・W・チェイピンは、米や材木を運ぶ人々にもレンズを向けた。当時の山村には車両に適した道がなく、「何から何まで人が背負って運ぶしかない」と伝えている。 2021年11月号 世界を驚かせた考古学の発見100/エチオピアの苦悩/南極の海の生命を守る/地球最南端の

    木炭を運ぶ女性
    upran
    upran 2021/11/05
    背中の荷物のサイズが高さ120cm前後60cm幅70cmとして、炭と隙間が1:2だとして、炭の比重が1.5ぐらいらしいので…252kg!??? 炭と隙間が1:3だとしても189kg…。マジで?
  • 【解説】過去最大級の彗星がやって来る、最接近は2031年

    バーナーディネリ・バーンスタイン彗星の想像図。この彗星は、一般的な彗星の約1000倍の質量をもつと推定されている。(ILLUSTRATION BY NOIRLAB, NSF, AURA, J. DA SILVA (SPACEENGINE)) 太陽から43億km以上、太陽から地球までの距離の約29倍も離れた宇宙空間で、1つの物体が太陽に向かって猛スピードで突進しながら、わずかに届く太陽光をきらりと反射した。その物体は氷に似ていて、想像を絶するほど古く、巨大だった。 約4時間後の2014年10月20日未明、チリのアタカマ砂漠の望遠鏡が夜空に目を向け、南天の広い範囲の写真を撮影し、このかすかな反射光をとらえた。 奇妙な光の点が、太陽系の歴史を残す「始原的な」巨大彗星であること、そしておそらく現代の望遠鏡で観察できたものとしては最も大きい彗星であることに科学者が気づくまでには、それから7年近い年月

    【解説】過去最大級の彗星がやって来る、最接近は2031年
    upran
    upran 2021/10/08
    ドキドキしながら読んだのに、近日点遠すぎて草。見えたとしても相当薄くて小さいだろうなあ。