情報処理推進機構(IPA)の2005年度上期未踏ソフトウェア創造事業で,東京工業大学大学院 情報理工学研究科 助教授の千葉滋プロジェクトマネジャー(PM)が採択したプロジェクトの報告会が2006年2月24日に開催された。Rubyで生物化学情報基盤を利用するためのライブラリ「BioRuby/ChemRuby」,Webの操作だけで簡単にWebアプリケーションを作れる「Tuigwaa」,次世代のRuby処理系「YARV(Yet Another Ruby VM)」,Javaのテンプレート・エンジン「Maya」の4プロジェクト。いずれのソフトも完成度の高さが目立っていた。Java関連(Seasarファウンデーション)のソフトが二つ(TuigwaaとMaya),Ruby関連のソフトが二つ(BioRuby/ChemRubyとYARV)だったことから,さながら「Java vs Ruby」との声も聞かれた。
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