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ブックマーク / magazine-k.jp (3)

  • 出版デジタル機構がNetGalleyを始めた理由

    出版デジタル機構がNetGalleyというサービスを始めた。NetGalleyを直訳するなら「ネットのゲラ」。これだけでは意味がわからない。 いま出版社は、書籍の発売前にプルーフ版(仮刷り版)をつくり、新聞や雑誌の書評欄担当者や書評家などに送ることが多い。これを紙ではなくデジタル(PDFまたはePUB)に置き換えたものがNetGalleyだ。ただし、紙のプルーフ版は出版社が一方的に送るが、NetGalleyはサービスに登録した会員のなかから出版社が選んだ人物に送る。 出版デジタル機構の新名(にいな)新社長からこのサービスの話を聞いたとき、これはいいなと思った。わたしにもときどき出版社からプルーフ版が送られてくる。以前から「これがデジタルだと楽なんだけどな」と思っていた。ふだんを買うときは、まずデジタルで探すのが習慣になっているから。以前、iBookで献してくれた出版社があって、これは快

    出版デジタル機構がNetGalleyを始めた理由
    uraito
    uraito 2017/08/09
  • アクセシブルな教科書としての電子書籍

    はじめに この度寄稿することになりました「ろす」と申します。Twitterでは@lost_and_foundというアカウントで呟いています。現在のところ職業は公にしておりませんが、出版業界の人間ではありません。08th Grade Syndrome というブログで、電子書籍に関する記事をネットユーザの視点で掲載しています。また個人的な興味から電子書籍の国際標準規格EPUBの仕様書を日語訳して公開したりしています。仕様書は稿の最後にリンクを貼っておきますのでそちらからご利用ください。 今回はそのEPUBに絡めて、アクセシビリティと教育に関するお話をしたいと思います。2010年1月にアップルが発表した電子書籍のオンラインストア iBookStoreの提供フォーマットにEPUBが採用され、この国際標準規格には大きな注目が集まっています。EPUBについてはしばしば「XHTMLCSSファイルを

    uraito
    uraito 2013/06/08
  • トルタルのつくりかた

    トルタルは2012年4月1日に創刊した雑誌スタイルの電書(電子書籍プロジェクトです。これまで、のべ70名超のメンバーによって6タイトルの電書を無料リリースしてきました。この雑誌が何なのか。2013年3月時点でのぼくらのことを、ちょっとだけ説明してみます。 もともと電子雑誌です トルタル編集人であるぼくの業はライターです。18年くらい紙メディア(書籍、雑誌、ムック、パンフなど)に文章を書いてきました。電書に関わるようになったのは2010年初頭からです。仕事ではなく、好奇心から、友だち数人と英語の電書を一冊でっち上げ、アメリカのアマゾンから出版したのです。「パブリッシュ」というボタンひとつで世界100カ国以上に配れることに衝撃を受けました。 これまで数十冊以上書籍制作に関わってきたのとは、別種のおもしろさでした。もっとカジュアルで身軽な感じ。つい最近クレイグ・モドさんが『「超小型」出版』と

    uraito
    uraito 2013/03/12
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