腕が1本増えたら便利かもなんて想像をすることはありますか? もしそんな事が実現できたとして、新しい体の部位はどうやって制御したらいいのでしょう? SF作品では、電脳化なんて方法も登場しますが、どうやら指を一本加えるだけなら人間の脳はそのままでも対応可能なようです。 5月19日に科学雑誌『Science Robotics』に掲載された新しい研究は、手の小指の外側に新たな「第3の親指」を追加するデバイスを開発し、その制御に脳が対応できるかを調査しました。 すると驚いたことに参加者は皆、短期間の訓練でこの「第3の親指」を自在に操作できるようになったのです。 ただ、デバイスを外すと今度は脳が混乱しました。 人間の体の拡張は、脳にどんな影響を与えるのでしょうか?
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