【12月3日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)で2日、カタールの援助で建てられた複合型集合住宅がイスラエル軍の攻撃を受けた。カタールが仲介交渉に尽力した戦闘休止合意は1日に失効した。 モスク(イスラム礼拝所)や店舗、庭園などが入る複合型集合住宅「ハマドシティー(Hamad City)は、ハンユニス(Khan Yunis)で2016年に完成した。施設内の1000戸以上が、2年前のイスラエルとハマスの戦闘で自宅に被害を受けたパレスチナ人に提供されていた。 イスラエル軍は2日正午頃、同地区の住民に向けて「即時」避難を促すショートメッセージ(SMS)を送信した。民間人の犠牲を最小限にするための試みだとしている。 空爆はメッセージ送信から約1時間後に実施された。2分間で5回の爆撃があった。 イスラエル軍はガザ地区を2300の「小さな区域」に分け、「ハマス壊滅」を理由に攻撃を実施す
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